早速、「ネピア」ブランドで有名な王子ネピア株式会社に尋ねてみた。まずは、トイレットペーパーの歴史から。
さて、本題のシングル、ダブル、どちらが主流なのかを聞いてみよう。
「理由は特定できませんが、関東と関西で比率が大きく違います。概ね、関東ではシングル4:ダブル6、関西ではシングル7:ダブル3です」
東京ではダブルが主流、大阪ではシングルが主流ということ! こんなところに東西の差が出るとは、ちょっと驚き。
理由を探るべく、友人15名にシングル、ダブル、それぞれを選ぶ理由を聞いてみた。まずは15名中5名のシングル派から。一番多いのは「ダブルより長持ちするから」いう節約派の3名。確かに、ダブルだとたくさん使ってしまうような気がするもの。
続いてダブル派7名の意見。一番多いのは「ソフトだから」の4名。「シングルだと薄いので、ダブルよりかえって多く使ってしまう」という、シングルに多かった節約派も2名。悲惨なところでは「ゴシゴシ派なので、シングルだと手に『ウン』が付いてしまう」「ウォシュレットした後、シングルで拭いたら真ん中が破けた」なんてのも。
やはり関西人は経済性重視なのか……という結論になりそうだが、深くは追求せずに少数意見3名の紹介に行こう。「どっちでもいいから安い方」が2名、そして「ウォシュレットだからペーパーレス!」が1名。実は筆者も時々、図らずもペーパーレスを体験している。冬山登山でトイレットペーパーが尽きたとき、いったいどうするか……「雪」……硬めだとチョットざらつきますが、そう悪いもんでもないです。
(R&S)
・王子ネピア(株)HP