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本格ごっこ遊びはうらやましいぞ! キッザニア東京

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(写真上から)
キャリア・カウンセリング中。
内視鏡を使って胆のうの摘出手術中。
ビルのメンテナンス中。
建設現場で作業の打ち合わせ中

2006年10月、「アーバンドック ららぽーと豊洲」内にオープン以来、子供たちに大人気の「キッザニア東京」は、消防士、パイロット、医師、美容師など70以上もの職業を、企業が提供する本物そっくりの施設で体験できる、体験型アミューズメントパーク。つまり本格的「ごっこ遊び」のできる遊園地。

オープン当初から国内各メディアで話題になったのはもちろん、海外でもCNNニュースやNYタイムス等で取り上げられ、ちょっと注目されたようだ。

特に注目されたのは、ハイテクを駆使した飛行操縦シュミレーション・システム。「さすがハイテク王国。子供のアトラクションに本格システムを使うなんて……」と、うらやましげな声が。たまたまニュースを見ていたアメリカ人の友人も、わざわざ電話で「クール!」と知らせてくれたほどだ。

医師の体験ができる病院の施設では、スーパーバイザーのサポートのもと、救急患者に迅速な応急措置を行ったり、内視鏡を使って胆のうの摘出手術をしているなんて聞くと、もう、ごっこ遊びの域を超えているとしか思えない。

しかもそれぞれの労働に対して給料が支払われ、それを銀行口座に貯蓄し、そしてどんな風に使うのか、また、運用するのかも相談してもらえるそうだ。
子供のときからそんなにしっかりしちゃって、どうすんの?

実際にキッザニア東京へ行ったことのある王様(小5)にその感想を聞いてみた。
「どうして行ってみたいと思いましたか?」

「うーん、なんか面白そうだし、将来やりたい仕事があるかもしれないから。あんまり時間がなかったから全部まわれなかったけど、パイロットとか手術とか、楽しく仕事できたので、他のももっとやってみたくなりました」

将来パイロットになろうかなと思い始めた王様。お母さんは、そんな子供の変化をどのように感じているのだろうか。

「キッザニア東京がオープンする前は、本部のあるメキシコまで行こうかと本気で思いました(笑)。キッザニアでの体験は、帰ってきてからの息子の生活にも結びついています。例えば、どんな仕事に対しても『どんな勉強をしたらなれるのかなぁ』とか、『大学に行かないとなれないのかなぁ』などと、質問を受けます。親の私にしてみれば、“思うつぼ”的な発言でした」

王様はまんまと乗せられたようだけれど、自分に合った仕事を、時間をかけて探す姿勢が芽生え始めたことは、決して悪いことではない。子供たちに望むことは、そのまま今の大人たちにもいいアドバイスになりそうだ。

「働くようになると、一日の時間のほとんどが仕事に関わることで費やされてしまいます。興味をもって取り組めるような仕事に就いて、職場での充足感をもってほしい。そうするこことで、その他の時間も大切に使えるのではないでしょうか」

一部、「ニート防止対策」なんて大げさなことを言う大人たちもいるが、楽しそうに仕事をこなす子供たちには、そんなもくろみなんて関係なさそう。将来就きたい職業が見つかればいいよね。

「何にしても、お金を出して体験できるなら安いものですが、もっと本質はそうでない所にあるんですよね。でも、これは大人にならないとわからないかもしれませんけどね。そのうちに『しがないサラリーマンの気持ちがわかるテーマパーク』なんていうのもできちゃったりして……」

「折を見て、また是非キッザニアに行きたいと思っています。“適職”など難しいことではなく、なによりも息子の楽しそうな顔が見たいので」

楽しくお仕事ができるなんて、なんともうらやましいことです。
子供たちよ、キミも働いてみないかい?
(チン・ぺーぺー)

キッザニア東京公式HP

2007年5月22日 00時00分

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