私は現在東京在住。周りの人たちに「出身はどこ?」と聞いてみた。
千葉県市川市出身のSさんに聞いたところ、「千葉」と県名の答え。ふむ。同様に、新潟、岐阜、岡山、福島の人はみなそのまま県名だった。
続いて東京23区内出身の3人は、みんな「東京」と答えた。ちなみに、私が東京出身の人なら「杉並」「足立」など、区の名前で答えるとのこと。
上記の「横浜」もそうだが、神奈川県の人はおもしろい。「川崎」「横須賀」と市名を答える人が多いが、茅ヶ崎市や藤沢市の人は「湘南」という答え方も。
私と同郷の友人4人は、やはりみんな「名古屋」だった。
やはり県名を答える人が大多数だが、その傾向はここ東京に近い関東地方、北陸地方、東海地方で強い。一方、東北や九州地方の人は、地方名の「東北」や「九州」という答えも。これは、やっぱり県名を言っても場所を想像してもらえないから、らしい。一方、私のような「都市名」派としては、他に「仙台」「神戸」など。都市ブランド名を借りての答えだ。おもしろかったのは、「小豆島」という島の名前の答え方。「香川県」と答えるよりインパクトがあるし、へぇ〜と珍しがられる。さらに、宮崎県出身の人は、今までは「九州」と答えていたが、東国原知事人気で宮崎ブームになったあとは、堂々と「宮崎」と答えるらしい。なるほど。時代とともに表現は変わっていく場合もあるのだ。
調査していて気づいたのは、県名を答えたあとの説明の仕方がそれぞれユニークであること。ポイントは「わかりやすさ」だ。
ちなみに私は、「万博会場の近く」。これが一番わかってもらえるので、万博後は、よく使わせていただいている。
答え方も人それぞれ。これにも県民性が現れるのだろう。みなさんはなんと答えてますか?
(さくら)