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“でらむずい”!? 「名古屋弁かるた」だがや

いろんな土地の「ご当地検定」なども、すっかりブームだが、名古屋のひとは、どのぐらい名古屋弁を愛しているのだろうか。

名古屋で、こんなかるたが売られていた。
「方言歌留多(なごやローカルタ) 名古屋言葉合せ」
箱の表には、当たり前のように名古屋城と金のしゃちほこ、そこに「どえりゃー」「えびふりゃー」「なごやだがね」「あそぼまい」「なごやだなも」「おもろいで」と、名古屋弁があしらわれている。

「かるた」というからには、内容は単純だ。読み札を読んで、その札をとる。
が、箱を開けてみると、若干様子が違う。普通は「犬も歩けば棒に当たる」と読んだら、「い」の札を探すのだが、パッと見、そんな感じではない。どっちにも字が書かれている。同じイラストがはいっているのが対になっているわけだが、たとえば、「でーらあ あらけにゃーがね」という札と「ずいぶん雑ですね」、これが一対。要するに、前者が名古屋弁、後者が標準語訳。読み札には、用例や解説も書いてある。
名古屋弁で読んで、標準語の札を探す、これが名古屋弁かるたの遊び方だ。

しかしこれ、けっこう難しいぞ。名古屋弁的に言うと、「でらむずい」(すごく難しい)。間違ってますか?
そんなわけで、例題。

・「あらすか」→「ありませんよ」
・「ちょーすいとーせん?」→「いばっているんじゃないの?」
・「けったこいでこいて」→「自転車に乗って来てよ」(名古屋圏では、なぜか自転車を「けった」と呼ぶ)
・「つくえつってちょー」→「机を持ち上げてください」
・「びーしにきゃーて」→「大きな模造紙に書いて下さい」(「びーし」は「B紙」。B全サイズの模造紙のこと。「名古屋の文具店では通じる」と、解説に書いてある)

……分かります? 札、取れそうですか? ていうか、正しいイントネーションが分からないので、正確に読むこともあやしそうです。
封入されている「遊び方」を見ると、こんなふうに書かれていた。以下、引用。
「読み手の方は、知っている名古屋弁があればそのイントネーションで、知らなければ雰囲気で名古屋弁ぽく発声すると盛り上がります。読みにくければ棒読みでもかまいません」
「雰囲気で」って……。「棒読みでもかまいません」って……。いいな、大雑把で。

ほかにもこのカルタ、「ぼーぼえーぼえー(坊や! 追っかけろ! 追っかけろ!)」、「ちんちんになってまった(とても熱くなってしまいました)」、「れすかなんかつくれすか(レモンスカッシュなどつくれません)」、「がんがんでがんがんてゃーたって(一斗缶でどんどん燃やしてね)」などなど、実は文章の響きや字面の面白さなんかも考えてそうなものもいろいろあり、ちゃんと発音できなくても、名古屋弁の魅力に触れることができるような気はする。

お正月の遊びに、ぜひ。
できればその際は、読み手にネイティブ名古屋弁スピーカーを、ぜひ参加させたいものですが。
(太田サトル)

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2006年12月19日のコネタ記事

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