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相手の会計ミスで「100円持参」を要求されたら

2008年5月1日 00時00分

たかが100円、されど100円なのです。

会計や釣り銭を間違えられたとき、どうしてますか。

お店などの場合、その場で気づけばもちろんその場で指摘すれば良いし、店を出てしまってからでも、場合によっては交渉できるはず。
でも、それがたとえば病院などの場合、計算方法がこちらにはわからないため、後になって「間違えました」と言われても困ることがある。

ものすごく小さな話で恐縮なのだが、実は以前、入院したとき、退院してからだいぶ経って病院からのこんな電話を受けたことがある。
「こちらの計算ミスで、100円少なくもらってしまったので、○月末までにこちらに不足分の100円をお持ちください」
相手のミスなのに、なぜこちらが100円をわざわざ届けに? しかも、病院は電車でないと行けない場所にあるのだが、その交通費も自分で負担しろと? おかしな話だと思ったのだが、「ともかく100円をお持ちください!」と強い口調で言われ、その語気に負けて、結局、往復の交通費を自腹で負担し、相手のミスのために100円を届けてきたことがある。
たかが100円。でも、なんとなく負けた気がして、以来、その病院には行っていないのだが、「あのとき本当に100円持ってくべきだったのか」といまでもふと考えることがある。我ながら小さいが、なんとなく悔しいじゃないか。

というわけで、積年の執念の「100円」問題について、ある弁護士に聞いてみた。
「これはケースバイケースですね。契約の中身で払う手段まで決められていたとしたら、払わなければいけないですが、法律的に何もなければ、必ずしも持っていかなければいけないわけではありません」
病院の会計やお店での買い物・飲食などでは、その都度、法的な契約はあまりしていないと思うのだが、だったら、払わなくても良かった?
「一般的にはその場で払うのが普通なので、会計ミスがあっても『次に行く機会に』となるかと思いますが、次に行く機会がないとなると、難しいですよね」
ちなみに、100円払うために払った交通費1000円弱!! これもこちらが負担するもの?
「支払い費用に関しては原則、債務者負担になることが多いですが、間違った額に対してまで負担しなければいけないかというと、何とも言えないですね」
あくまでケースバイケースというが、だったら、どうするのが正解だったのだろう?
「本音としては、100円だけだからゴネるのが一番良かったと思います。
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