私は日頃から付箋をよく使う。本を読んだとき、気になった箇所に付箋を、資料を調べたとき重要なページに付箋を、ノートや地図にメモ書きした付箋を貼り付けることもしばしば。
それは、「ジーノートロールズ50」(プリントインフォームジャパン)というもので、2本の幅の異なった付箋紙ロールをセロハンテープのようにディスペンサーにセッティングして好きなサイズにカットして使用する。これ、確かに必要な長さにカットするわけだから、従来のようにサイズの異なる付箋紙を何種類も用意する必要がなくなるので超合理的そうである。
実際にその便利さを試してみることにした。
ひとつ疑問なのは、ふつうの付箋は裏側の端っこにノリが付いていてそこに貼り付けるわけだが、この付箋はどこにノリ付されているのか。
「紙を挟むように半分に折って貼り付けるのです」(プリントインフォームジャパン)
なるほど〜、つまり10センチ分カットすると、ページの端に貼り付けて目印にするときは5センチになるということか。そうではなく、本文中にペタリとするときは折らずにそのまま貼ればいい。
「もうひとつ便利な使い方としては、チラシなどをファイリングするとき、それにパンチャーで穴を開けなくても、付箋紙に穴をあけて貼りつければいいのです」(同)
そうかぁ、付箋でチラシに耳をつけて、そこに穴をあけるわけだ。
付箋を半分に折って使用することで、強度が高まると同時に剥がれにくくもなるので、これはいいアイデア商品といえるのではないか。
ともかく、紙の上の情報を効率良く整理したい人たちには、付箋は必須アイテム。さらにセロテープ感覚で付箋を便利に効率良く使うのも大いにありと考える。
(羽石竜示)