世界中の気になる物が現地に行かずとも手に入る日本。世界各国の美味しいものだって食べられるのが日本。
だと思っていたのに米国の大人気アイスクリーム「ベン&ジェリーズ」が、まだ日本上陸を果たしていなかったなんて! 

新しモノ好きな日本にとっては、かなり珍しいケース?
その待ちに待ったアイスクリームがようやく東京で食べられる日が来た。

本日4月14日に表参道ヒルズ開店!この日は無料でアイスクリームが食べられるようなので、是非テイスト・テストのつもりで米国のアイスの味を確認してきてください。

この「ベン&ジェリーズ」。米国でよく見かけるバケツ大アイスと違い、パイントの小さめサイズなのに料金は高めなアイス。このアイスを作った二人(もちろんベンさんとジェリーさん)の思いが詰まって「プロダクト」「ソーシャル」「経済」の三つがベースで、現在ユニリバーなる大きな会社になろうとこのミッションは受け繋がれている。

「ベン&ジェリーズ」アイスの原材料は全てナチュラルにこだわり、ケージに入っていないニワトリの卵や、ホルモン剤や薬品を一切使用しない牛のミルク。
コーヒーやカカオ、バニラのような材料は全てフェアトレード証明されたものばかり。というプロダクト・ミッション。

ソーシャル・ミッションにおいては、最近イギリスで発売された「Appley ever after」は、ゲイ同士の結婚をサポート。他クローン動物からの食物に反対していたり、最近のオキュパイウォールストリートなんかもサポートしていたりする。

とりあえずは自分達の会社の社員からはじめ、それがしっかりもっと広がれば!ということで、バモント州での実際の生活(住宅、通勤、食費、貯金、趣味など)を毎年計算して、給料を出しているという。「人間として生活できるだけの賃金」を払う、というのも経済・ミッションに入っている。


アイスをここまで信頼できると、ちょっとくらい高くてもいいや!とも思える。ここのアイスを買うことで、ちょっとした世の中へのサポートもできている。

ここの商品はとにかくアイスのネーミングが楽しい。勿論新種のフレーバーも興味深い。
米国ヒッピー時代に人気があった(現在でも人気か)グレイトフルデッドの中心人物ジェリー・ガルシアと絡んでできあがったフレーバー「チェリー ガルシア」。本物の大きめチェリーとゴロゴロしたファッジがアイスにマッチして美味しい。


「チャビーハビー」(太っちょ旦那)。ピーナッツバターとプレッツエル、バニラアイス。
「チャンキーモンキー」。バナナアイスクリームにゴロゴロファッジとクルミがミックス。
「カーメルスートラ」。キャラメルアイスにファッジチップス。
真ん中に柔らかいキャラメル。

ここ最近売り上げが伸びてきているのが「レートナイトスナック」(深夜のおやつ:甘さと塩からさと一緒に。ファッジがけのポテトチップスのかけらが入った塩キャラメルが練り込んであるバニラアイス)
「アメリコーン・ドリーム」(アメリカン・ドリームとアイスのコーンをかけて:キャラメルが練り込んであるバニラにファッジがかかったワッフルの欠片入り)。

両商品ともテレビ番組のトークショーからのアイスで、トークショーの司会者の顔もしっかりパッケージに印刷されています。

どうやら、各国によってフレーバーもそれぞれらしいので、日本独自のフレーバーとネーミングも楽しみです。どんなフレーバーがあったか是非お知らせください。

(シカゴ/あらた)