日本シリーズまっただ中! グラウンド上ですばらしい活躍をみせている選手たちだが、プロの技が光るのはなにも試合中だけじゃない。最近はプロ選手の試合前後のケアにも注目が集まっている。


というのも、試合でベストなパフォーマンスを出すには、トレーニングに加えて、食事や睡眠、休息など体のケアが不可欠だから。第一線の舞台で力を発揮するプロともなれば、ケアに対する意識も超一流なのだ。

今季、とくに活躍が目立ったプロ野球選手といえば、初のパ・リーグ優勝を決めた東北楽天のマーくんこと田中将大投手だろう。アメリカ・メジャーリーグのループ・マーカード投手の開幕19連勝という世界記録を101年ぶりに更新。最終的には開幕から24連勝、無敗でレギュラーシーズンを終えるという偉業を達成した。

そんなマーくんの陰の立役者といわれているのが、妻の里田まいさんだ。
もともと料理は苦手だったという里田さんだが、結婚を機に料理教室に通い、いまではプロ級の腕前。オフィシャルブログ「里田まいの里田米」にたびたびアップされる料理写真のクオリティの高さはネットでも話題になるほど。2012年には日本野菜ソムリエ協会の資格「ジュニア・アスリートフードマイスター」も取得し、栄養バランスに加えて食事タイミングなどにも配慮。マーくんの強さを食事面からサポートしている。

一方、読売ジャイアンツのセ・リーグ優勝に大きく貢献したのが、高橋由伸選手。1975年生まれの38歳。
最年長としてチームを引っぱり、昨年8月には東京ドームの対カープ戦で、史上37人目となる300本塁打を達成した。

年齢を感じさせない活躍ぶりが目立つが、何度もケガに泣かされており、体のコンディショニングには人一倍気をつかっている高橋選手。実は2011年から愛用している秘密兵器があるという。それが、「ベネクス リカバリーウェア」。なんとこれ、着るだけで運動後の疲労回復を促してくれる休養時専用のスポーツウェアなのだとか。

一般的に運動後は筋肉が硬くなったり、血流が悪化して疲労物質の排出などが滞り、体は疲労を蓄積した状態に。
そのため、いかに効率的に良質の休養や睡眠をとるかが、コンディション作りのカギとなる。「ベネクス リカバリーウェア」は特許技術である繊維に練り込まれたプラチナなどが筋肉をゆるめ、血管を広げてくれる。そのため血流量が増え、疲労物質の除去を早めさせ栄養補給もスムーズになる為、疲労回復・安眠を促進してくれる。高橋選手も疲労抜けの早さや眠りの深さを実際に体感してから、試合やトレーニングの後に着用しているという。

野球が他のスポーツに比べて選手寿命が長いのは、このようにきちんと体のケアをしている選手が多いことも理由のひとつ。スポーツを楽しむ人が増えるこの季節。
試合中だけでなく、試合前後のプロの技にも学べるところは多そうだ。
(古屋江美子)