この急ピッチのロマンス劇収束には、事務所の大きな情報操作力が働いていたというのが、業界内でのもっぱらの噂だという。中川の所属する事務所にはタレントのトラブル処理を得意として取締役にまでのし上がったA氏がいる。このA氏、まだブレイクする前のアイドルグループAKB48・柏木由紀をホテルに連れ込む様子を写真週刊誌にキャッチされたこともある、いわくつきの人物。しかし、その写真が週刊誌に載ることはなくお蔵入り。
話を中川に戻すと、そもそも「隠し子がいる男性と知っていて交際している」というよりも、「初ロマンスだったが、実は相手には隠し子がいたことを報道で知らされて破局。失意のどん底にいながらも仕事をがんばる中川」と世間的に捉えられたほうが印象はいい。業界関係者によると、この一件についても「A氏の手にかかれば、これくらいのシナリオを現実のものにするぐらいの情報操作はお手の物でしょう」と推測する。
「女性誌が自誌のスクープを発売前に事務所に知らせるのは、業界内での流儀です。
だが、そこまでフォローしてもらっていた中川が、なぜ事務所に見限られたのか。テレビ局関係者は「最近、中川が芸能マスコミの前に出てくる場に、A氏が姿を見せなくなったんですよ。それもそんな噂がささやかれる一つの理由かもしれませんね」という。
その後、中川といえば、Twitter上で立て続けに炎上騒ぎを起こしている。拾った子猫をやむなく保健所に連れていくことにしたという一般人に対して「保健所に連れて行くな」と批判したり、犬猫保護活動をしているにもかかわらず、プロデュースするブランド「mmts」でうさぎのリアルファーを使用していたことがわかり批判を浴びたりもしている。
最近では中古ショップ「まんだらけ」で「鉄人28号」のフィギュアが盗まれた事件で、犯人の顔を公表することが中止された際、中川が「意識的に窃盗してる犯人甘やかすことない」と厳しく訴えたが、これは警察の捜査上の問題だったためで、よく事情を把握せずにコメントすることに対しても批判の声が相次いだ。
初ロマンス報道の火消し後、このように立て続けに話題を提供している中川だが、そもそも小澤と破局させたがっていたのは、事務所というよりは母親だったよう。前出の業界関係者によれば「正直、言動に表れているように気性の激しいこの母娘に事務所も振り回されて、ほとほと疲れてしまったんじゃないでしょうか」とも。
一般人を巻き込んだセンシティブな問題を次々と起こす中川。
(文=編集部)