吉高は、「絡み(ラブシーン)って、本当にしなくて良いんですか?」と高良に問いかけてきたという。「いや、しないでしょう。」と高良は答えながら、“この人、何言ってんだろう”と怪訝に思ったという。このことから、当時の吉高を「すごく変わった人」と思ったという高良。「本当、何も分かってなかったもんね」と懐かしそうに、吉高は当時を振り返る。
これは2月17日に放送された『アシタスイッチ~MY TIME TO SHINE~』(TBS系)の対談での一コマ。
自分が何を話しても、マスコミは面白おかしく取り上げるだけ。それなら当たり障りの無い、のらりくらりしたテンションで応対しよう。
自分のモノマネに対してもふれた吉高。父親から「真似されるうちが“華”かな」と言われたと苦笑いした。これに対し高良は「結構、サラッと正論言うよね」と、吉高の思いを汲み取った。このことでも、吉高は決して自分の本音を明かそうとはしなかった。
高良にとって真面目に生きるということは、常に自分の思いを正直に伝えること。
一方で“かわす”ことを覚えたという吉高。それは彼女が大人として成長した証なのだろうか。あの際立った個性の女優をこの先見ることはできないのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 みやび)