「あの金銭トラブルですが、すでにのっぴきならないところまで事態は進展しているようです。裁判は避けられないでしょうし、ダメージは相当大きいと思いますよ。

実際、あの報道の直後、キャスティングされていたバラエティ番組をドタキャンしたようです」(芸能事務所関係者)

 先日、事務所内の金銭トラブルが明らかになった歌手・西郷輝彦。トラブルの内容は、経理を担当する2人の事務所スタッフが、資金繰りの過程で合わせて820万円を立て替えたと主張し、給料の未払い分と共に西郷に請求したが、立て替え分の支払いがなかったため、裁判所にギャラの仮差し押さえを請求。西郷側が供託金を支払い、これを回避したというもの。

「西郷さんだけでなく、全盛期に羽振りがよかった人は、今も昔と同じ“スターの金銭感覚”でいる人が多いですからね。今回の件に関しても、なんとかなるとタカをくくっていたんじゃないでしょうか」(同)

 実際、西郷の所有する不動産には、すでに抵当権が打たれているという。

「先日『週刊文春』(文藝春秋)で第一報が出た後、いくつかの週刊誌が後追いで動いたようです。

『文春』は続報を打つという話もあるようですが、この件が泥沼になるのは間違いないですね。当然、相手方の反論もあるでしょうし」(ワイドショースタッフ)

 芸能生活50周年の年に噴き出た醜聞。事務所内での金銭トラブルだけに、解決には時間がかかりそうだ。