本日「AKB48 37thシングル 選抜総選挙」が味の素スタジアムで行われた。注目の1位は、昨年の覇者、指原莉乃を差し置き、159,854票を獲得した渡辺麻友が1位となった。
(指原莉乃は141,954票を獲得、全順位は【開票結果】「AKB48 37thシングル選抜総選挙」が終了まで)

「私は2年前の選挙のスピーチで、第一位になりたいという目標を掲げました。でも去年はその夢は叶わなかったのですが、その時は、ただひたすら頑張っていたので、ひたすら努力することがすべてではないと思い、一瞬は1位になることを諦めてしまった私がいました。そんな時にファンの皆さんが、たくさん温かい言葉をかけてくださって、『次こそは絶対1位をとろうね』という言葉に諦めてはいけないな、と思い1位をとることを固く決心しました」とファンの後押しがあっての1位と感謝を述べた。

「12歳のときにAKB48に入り、今年20歳になりました。ここまで歩んできて、たくさんのことがありました。でも私は、人生は一度切り、せっかく大好きなAKB48のオーディションに受かり、入ったのだからと頑張ってきました。
本当に今日まで諦めないでやってきてよかったな、と思います。自分の信じた道を行き、いつも応援してくださるファンの皆さんの言葉を信じてやってきて良かったです」と自身のAKB48人生を振り返った。

さらに、「私は3期生だったので先輩がたくさんいました。新しい後輩が増え、姉妹グループもでき、それともに尊敬する先輩も卒業されていきました。私が入った頃のAKB48はどこへ行ってしまったんだろうと思うこともありますが、3期生として残っている私がしっかり前を向いていかないといけないなと思いました。今まで先輩の背中を見上げながら後についていきましたが、先輩も少なくなり、たくさんの方の応援のおかげて1位という素晴らしい順位をいただけたので、これからは、先輩の背中を見上げて、たくさんの後輩たちが、私の背中をみて、『ついて行きたい』と思ってもらえるような、そんな先輩になりたいと思います。
AKB48の未来を見上げながら、初心を忘れずに、たくさんの方の感謝の気持ちを胸に、前へ進んでいきたいと思います」とAKB48グループを背負っていく“先輩”としての宣言を行った。

指原莉乃へ一言を問われると「さっしーも色々あったと思うんですが、HKTのみんなを引っ張っていく姿をみて、さっしーも頑張っていたと思うので、みんなにおめでとうを言いたいですし、たくさんの人にありがとうと言いたいです」とのコメント。

最後に、サプライズで大島優子が花束を持って登場。「麻友ちゃん、ファンの人と勝ちとったセンター、楽しんでください」とお祝いのコメント。エースのバトンタッチが行われた。

「優子ちゃんには、実は2年前の総選挙が終わった後に『これからは麻友ちゃんがAKB48をグループを引っ張っていって欲しい』と言われたことがあって、その後の順位は納得のいくものではなかったので、期待に答えられなかったかな、と思っていたのですが、今日、その優子ちゃんの言葉にこたえられたと思います」とコメント。


大島優子は「これからのAKB48グループのことをよろしくお願いします」と声をかけ、エースのバトンタッチが行われた。

順位結果はこちら:【開票結果】「AKB48 37thシングル選抜総選挙」が本日開催

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