タレントの高部あい容疑者が15日朝、東京都内の自宅マンションでコカインを所持していたとして、麻薬取締法違反の疑いで警視庁に逮捕されていたことがわかった。
「高部あい」と聞いてもピンとこない人は多いだろう。
「芸能界は自分自身が“商品”ですから、思うように売れないと自分の存在を否定されたような気分になるのかもしれませんし、相談できる同世代も少なくなりがち。そうした心の“スキ”をついて薬物を流すというパターンは実に『効率的』でしょう。しかも高部容疑者が所持していたのはコカインという “ヘビー”な代物。
今年もセクシータレントの小向美奈子、ZOOの元メンバー・坂井俊浩、ロックバンド「C-C-B」の元キーボード・田口智治と、多くの芸能人が薬物で逮捕された。高部容疑者もこの中に入ってしまったわけだが、実はこの事件が発覚したことで大きな“疑惑”が生まれてしまった。
「14日、高部容疑者は有名グラビアアイドルが主催する『ハロウィンパーティ』に出席していたんです。パーティに出席していた別のタレントが、自身のブログでコスプレ姿の高部容疑者との写真を掲載。本文にも“高部あい”の名前があるので間違いありません。パーティの翌日朝に自宅でコカインが見つかり、彼女は逮捕されたという事実。
不意に出た“薬物ハロウィン”疑惑だが、これまでも数多の薬物逮捕者を出してきた芸能界だけに、一般人や当局が疑いの眼差しを向けるのも致し方ないだろう。パーティ出席者にははなはだ迷惑かもしれないが、「芸能界=薬物」イメージはそれほどまでに強いということだ。