「ワム!」での大ブレイク後、ソロアーティストとしても成功し世界のトップシンガーとして愛された英歌手ジョージ・マイケル。しかし最近は病気や怪我のニュースが続き、大きなプロジェクトからは遠ざかるように。
ファンは2017年に予定されていたジョージの本格的なカムバックに期待し応援を続けていたが、ジョージは昨年クリスマスに突然帰らぬ人になってしまった。その後は検視が行われたが死因の特定には至らず、さらなる検査が必要になったと警察は発表。今後はジョージの最後の恋人だと主張する男性にも話を聞き、調べを進めるという。

「クリスマスの食事に行こうと起こしに行ったら、ジョージ・マイケルはベッドで冷たくなっていた。」

そう明かしたファディ・ファワズさん(Fadi Fawaz)は、ジョージの死後「彼が亡くなる週末はずっと一緒にいた」とコメント。しかしその後「実は前の晩は車の中で眠った」と発言を翻し、「寒空の下、そんなことがありえるか」という疑問が浮上した。また周辺からは「2015年に別れていた」という証言も飛び出したが、英メディアからそのことを問われたファワズさんは回答を拒否していた。


そんな中で当局はジョージの検視を行うも、死因の断定に至ることはなかった。現時点では彼の死に疑わしい点はないとされているが、「ひょっとするとドラッグの過剰摂取が死因になったのかもしれない」と考え、ファワズさんの話を聞くことにしたという。ある情報筋は、現状につきこう語っている。

「当局はジョージが息を引き取った日、またその前日に周囲にいた人達への取り調べを始めたんです。死に至るまでの1週間がどのようなものだったのか、また誰が彼と接触していたかを突き止めるためです。」

ジョージの死去直後は「心臓に問題があった」と発表されたが、現時点では処方薬、または違法ドラッグの過剰摂取が死因になった可能性に注目が集まっているとのこと。過去にドラッグ乱用も問題になったジョージについては、死去後に「再びドラッグをやるようになっていた」「ここまで命がもったのは驚くべきこと」といった声も浮上していた。


なお今後取り調べを受けるのはファワズさんだけでなく、隣人らや家庭婦、さらにはホリデーシーズンの間ジョージ邸の付近で働いていた人達も警察の調査対象になるとのこと。しかしこのうち誰かが疑われているわけではなく、メディアに疑惑の目を向けられているファワズさんも決して“容疑者”ではない。誰かが何かを知っているのではないか。そしてその何かがジョージの死因に関係しているのではないか。警察はそれを突き止めるべく、捜査に一層の力を注いでいる。

出典:https://www.instagram.com/georgemofficial
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)