タモリの存在が、明菜を後押ししたのかもしれない。中森明菜(61)が今月17日、30年ぶりに「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)に出演。

1987年のヒット曲「難破船」と新曲「ごめんと、すきと、」を歌唱した。司会のタモリと久々に対面した明菜は、「タモさんと会うと、ホントにホッとします。心の底からホッとします」と話した。


「明菜さんは82年にデビューし、『夜のヒットスタジオ』『ザ・ベストテン』『歌のトップテン』など数多くの歌番組に出演。しかし、2010年から長期休業に入った。その間、紅白歌合戦に出場し、ディナーショーを開催した時期もあったがテレビ出演はしていませんでした。まして生放送で歌うとなると、相当な緊張感がある。昔から何度も共演してきたタモリさんは、いるだけでホッとできる存在なのでしょう」(芸能記者=以下同)


 明菜のように長年の休業を経て復帰する場合、いわゆる浦島太郎状態になる。80年代のテレビスタッフは年を取り、業界にはほとんど残っていない。「ザ・ベストテン」の山田修爾プロデューサーは13年、「夜のヒットスタジオ」の疋田拓プロデューサーは昨年、鬼籍に入った。


「『ミュージックステーション』の初代プロデューサーである皇達也氏も5年前に亡くなっています。周りの歌手を見ても、共演したことのない人がほとんど。

顔見知りは先月、バラエティーで一緒になったSixTONESだけでした。でも、司会のタモリさんは以前と変わらず、サングラスにオールバック姿のまま座っていた。明菜さんはすごく安心したのだと思います。実は、『タモさんと会うとホッとする』のは彼女だけでなく、多くの芸能人や視聴者の感情でもあるように感じます」



明菜は歌唱時、緊張からマイクを持つ手が震えていた

 なぜ、人はタモリを見るとホッとするのか。


「3つの性格的な要素があると思います。まず、テレビに出ているのに、常に自然体で繕っていない。また、芸能界で派閥をつくらず、全ての人に分け隔てなく接しているのも大きい。派閥を形成していると、タモリさんには良い印象を持っていても、派閥の誰かと自分が仲悪ければ、タモリさんからも遠ざかりたくなりますからね。もちろん、長年『笑っていいとも!』で毎日テレビに出ていたので、生活の中に溶け込んでいる面もあるでしょうけどね」


 明菜は「ミュージックステーション」での歌唱時、緊張からマイクを持つ手が震えていた。


「その明菜さんを見ても、タモリさんはいつもと変わらない感じで話を振っていた。タモリさんは、師と仰ぐ赤塚不二夫さんの漫画『天才バカボン』の決めゼリフ『これでいいのだ』の精神を持っている。つまり、どんな状況になろうとも、あるがままを受け入れ、現実を否定しない。

その性格が全身からにじみ出ているため、『タモさんと会うとホッとする』のでは」


 久々にテレビで生歌唱をした明菜は、全盛期の自分と違う姿を見せることに躊躇する気持ちもあっただろう。しかし、全てを受け入れる「これでいいのだ」というタモリの包容力が、生放送というハードルを飛び越えさせたようだ。


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 そんなタモリについて「つまらない」と言い放った輩がいる。関連記事【もっと読む】ヒカキンは麦茶で、ヒカルはタモリ批判で…大物YouTuberの相次ぐ炎上に慢心は? 識者に聞いた…では、YouTuebr・ヒカルの発言について伝えている。


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