“奇跡の50歳”と言われ、全盛期を毎年更新し続けている内田有紀が、25年ぶりに地上波連続ドラマに主演した「ラストノート」(フジテレビ系)は大苦戦を強いられたまま最終回を迎えるのか。


 timeleszの寺西拓人(31)と、19歳差の大人の恋愛ドラマをダブル主演で演じる内田の“美魔女”ぶりで、初回こそ平均世帯視聴率5.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した「ラストノート」だったが、第2話でいきなり3.2%(同)と大きくダウンすると、中盤の第5話では2.7%にまで落ち込んでしまった。

今月3日放送の第9話も3%台と低空飛行を続けている。


 SNSをのぞくと、内田の美しさに異を唱えるコメントはないものの、《思った以上に山も無く谷も無く…19歳差の恋愛という話題性に頼り過ぎ》といったドラマの展開に批判的な意見が目立つ。


 “奇跡の50歳”と、旬のアイドルグループの人気メンバーのラブストーリーが、どうしてこんなに数字を落とす結果になっているのか。取材すると、やはり“ストーリーが陳腐過ぎる”という、脚本の弱さを指摘する声が圧倒的だった。


 あるドラマ関係者は「テンポが悪く、ドラマの展開の仕方が古くさい印象があります。古き良き昭和を懐かしむわけでもなく、今の時代の視聴者は素直に共感しにくい内容でしょう。佐々木蔵之介の熱演だけが浮いてしまっているようで感情移入ができず、さめてしまうんですよね」と語る。別の関係者は「数々の不祥事で一般視聴者が8チャンネルから遠ざかっている今、内田さんや寺西君には災難だけど、よっぽど惹きつける何かがないと、フジテレビを見ないのでは……」と外的要因も指摘した。


 では、“奇跡”だ、“美魔女”だと呼ばれている内田に、今回のドラマの低調ぶりはどんな影響を及ぼすことになるのだろうか。


「今年4月、柏原崇さん(49)との再婚を発表した内田さんの最初の仕事が、どうして19歳下の寺西とのラブストーリーだったのか疑問が残ります。昔から芸能界では人気女優の結婚後の初作品の選び方は難しく、マネジャー泣かせと言われています。最近では2020年10月に結婚を発表した石原さとみが、結婚後連ドラ初主演した日本テレビ系『恋はDeepに』で、自らの主演ドラマの最低視聴率を記録してしまいました。

20年12月に結婚発表した戸田恵梨香の場合は、主演にこだわらない形で結婚後初の作品をTBS系『俺の家の話』に決めたといわれています。もちろん本人の意向もありますが、マネジャーにとっては“腕が試される”仕事でもあるんです」(芸能プロダクション関係者)


 また別の芸能関係者は「同世代女性の憧れの対象だった内田がリアルに再婚をして、しかも今を時めく人気アイドルとダブル主演と、慶事が続いたことに、同性からの妬みにも似た感情もあったのかもしれませんね。自分と内田の境遇を重ねる離婚経験がある女性も多かったはずです」と語った。


 これまで超大手事務所に所属し、順調すぎる女優人生を歩んできた内田だが、昨年末の独立に続き結婚、そしてドラマ低調で今回ついにピンチに直面した。これまで糊塗されてきた現実があぶり出されつつある感じもするが、内田はこのミッドライフ・クライシス(中年の危機)をどう乗り切るのか。


(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)


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