サッカーの王国ブラジルに敗れて、ワールドカップ敗退が決まった日本代表。
日本代表MF鎌田大地は敗退後に「日本にとってこのスポーツが国技になるぐらいにならないと本当に獲れない(優勝できない)」などと吐露していた。
また、試合前には日本代表FW塩貝健人の「(ブラジルは)本当に昔は強かったっていうイメージです。いい選手は揃ってると思うし、難しいゲーム展開になることも予測できる」などの発言も話題になった。
その結果、試合後にはブラジル代表マテウス・クーニャがワールドカップ優勝回数の5を示すポーズを塩貝に向けてすることにもなった。
そうしたなか、元日本代表の久保裕也が日本とブラジルの差について語っていた。
32歳の久保は、2020年~2025年までアメリカMLSのシンシナティで179試合に出場。ブラジル戦を含めて、今ワールドカップは現地で解説などを務めた。
その久保は自身のYouTubeチャンネルで、こんな話をしていた。
「1番の問題というか、日本とブラジルの差は、結構サポーターとか国民的なところにあるんじゃないかなっていうのは思いました。
圧倒的にブラジルサポーターが多いあの状況で、あの一体感というか、ブラジルの一発勝負へのかける思いとか、なんて言うんですかね、勝負強さみたいな、やっぱ国技なんすよね。サッカー自体が。
鎌田選手もおっしゃってましたけど、サッカーが日本の国技にならないと厳しいと。
それだけの競争力というか、みんなが国技になるぐらいの熱量というか、そういうのが多分ブラジルと日本の決定的な差なのかなっていうのは感じましたね。
だって、塩貝選手が、ブラジルは現段階であんまり強くないみたいな、そういう発言で炎上してましたけど、それに対してめちゃくちゃキレるんですよ。ブラジルサポーターはめっちゃキレて、なめんじゃねえみたいな感じでめっちゃ怒るんすよ」
「それだけサッカーしかもうないんすよ。あの国 。舐められたらダメなんすよ、っていうぐらいのなんて言うんですかね。
国としてのプライドみたいなやっぱそういうのは選手にも伝わるんじゃないですかね。負けられないというか、そこの差はでかいなって感じましたね。
日本もブラジルぐらいサッカーしかないっていう国になったら、本当にワールドカップを優勝する国になると思うんですよ。
それぐらいのサポーターの熱量、それを感じてプレーする選手たち、みんなが日本代表というものにより一層プライドを持つというか、そういうのはなんか感じましたね。まだまだ差があるんだろうなと。
(日本には)一体感はもちろんあったと思うんですよ。日本代表のサポーターとか、国としての一体感みたいな。
もちろんプライドもあったし、日本代表っていうのも持ってると思うんですけど、ブラジル代表があのクーニャでしたっけ、勝った時に5大会こっちは優勝してるみたいな5みたいなパフォーマンスをしてたんですよ。
だからプライドですよね。彼らの負けられないプライド。自分たちは王国だっていう、サッカーしかないという、サッカーがあるっていう。
例えば、日本っていろんなものがあると思うんですよ。アニメがあったりとか、日本の文化みたいな日本のいいところいっぱいあるんですけど。
その1番にサッカーが来てしまえば、日本と言えばもうサッカーが1番みたいな感じまで行くと、やっと横並びになれるのかなみたいなのは感じましたね。難しいですね、表現が…」
ブラジルはサッカーに対するプライドが人一倍強く、日本におけるサッカーは良くも悪くもそこまで至っていないと感じたようだ。
日本は昨年10月に初勝利するまでブラジルを大の苦手にしてきた。今年11月に再戦する可能性も浮上しており、それについては続報を待ちたい。
筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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