ドイツサッカー連盟(DFB)は24日、ユルゲン・クロップ氏が同国代表の新監督に就任したことを発表した。契約期間は2030年のFIFAワールドカップ終了までとなっている。


 FIFAワールドカップ2026でラウンド32敗退という不本意な結果に終わり、ユリアン・ナーゲルスマン前監督が退任したドイツ代表。3大会連続で早期敗退に終わり、かつての勝負強さが影を潜める中、ファンからの待望論が根強かった国内屈指の名将に再建を託すこととなった。

 現在59歳のクロップ氏はマインツで監督キャリアをスタートさせると、2008年から2015年までドルトムントを指揮。元日本代表MF香川真司(現:セレッソ大阪)らを指導し、国内の盟主たるバイエルンを抑えてブンデスリーガ連覇を成し遂げた。2015年夏に就任したリヴァプールでは2018-19シーズンにチャンピオンズリーグ(CL)、翌2019-20シーズンにプレミアリーグを制覇。9年間の長期政権を築き、合計8つのタイトルをもたらした。

 2023-24シーズン限りでリヴァプールの指揮官を退き、2024年10月からはライプツィヒやRB大宮アルディージャらを傘下に置くレッドブル・グループでグローバルサッカー部門の責任者を務めていた。今回が自身初の代表監督就任となる。

 母国の代表チームを率いることとなったクロップ氏は、DFBを通じて次のようにコメントしている。

「ディー・マンシャフト(代表チームの愛称)は他の何にも代え難いほど、我々ドイツ人を一つにまとめる力を持っている。それこそが、私にとってこの役割が特別なものである理由だ。この1年半、レッドブルで経験し学んだことのすべてのこと、そして今回の合意を可能にしてくれた彼らの寛容な姿勢に感謝している。
私はドイツサッカーにおけるこの特別な任務を楽しみにしている。互いのために戦い、サッカーを楽しみ、国民が確信を持って応援できるチームを作り上げるため、謙虚さと忍耐を持って取り組んでいきたい」
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