リールは31日、フェイエノールトから日本代表FW上田綺世が完全移籍加入することを発表した。

 日本代表のエースストライカーが、エールディヴィジ得点王という看板を引っ提げて自身初の欧州5大リーグへ挑戦する。
契約期間は2030年までの4年間で、新天地での背番号は「18」に決定。移籍金は明かされていないが、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、1500万ユーロ(約28億円)がフェイエノールトに支払われたという。

 現在28歳の上田は法政大学から鹿島アントラーズを経て、2022年夏にベルギーのサークル・ブルッヘへ完全移籍。欧州挑戦初年度から公式戦42試合出場23ゴールと結果を残すと、2023年夏にはフェイエノールトへのステップアップを果たした。徐々に出場機会を増やし、迎えた在籍3年目の昨シーズンはエールディヴィジで31試合出場25ゴールと得点を量産。日本人選手として初めて同リーグの得点王に輝いた。

 FIFAワールドカップ2026を終えて臨んだ今シーズンも、開幕から4試合で3ゴールを挙げるなど好調を維持。フェイエノールトでの通算成績は公式戦112試合出場43ゴール7アシストだった。

 リーグ・アン挑戦が決まった上田は、新天地リールのクラブ公式サイトを通じて次のように意気込みを示している。

「リーグ・アンとチャンピオンズリーグで確かな地位を築くリールに加入でき、すごくうれしいです。サッカーのスタイル、そして素晴らしいスタジアムとサポーターに強く惹かれました。選手としてできる限り成長し、さらに向上することが目標です。
このユニフォームを着て全力を尽くし、リールからの信頼にパフォーマンスで応えていきたいです」

 上田の新天地リールはリーグ・アンで過去4度、クープ・ドゥ・フランス(国内カップ戦)で過去6度の優勝を誇る名門。昨シーズンはリーグ・アンを3位で終えてチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得し、間もなく開幕する本大会ではアーセナルやバイエルン、ローマらと対戦する。
編集部おすすめ