◆米大リーグ ブルージェイズ4―12ホワイトソックス(17日、カナダ・トロント=ロジャーズセンター)

 後半戦開幕カードで注目の日本人ルーキーが激突した。ブルージェイズの岡本和真内野手は「3番・三塁」、ホワイトソックスの村上宗隆内野手は「2番・一塁」でスタメン入り。

岡本は3打数無安打2四死球で、打率は2割3分7厘、村上は8回の第5打席に左前打を放つなど4打数1安打1三振1四球で、打率は2割3分3厘となった。アーチ競演は、第2戦以降に持ち越しとなった。

 岡本の後半戦初打席は、まさかの死球だった。相手先発は昨年までDeNAに在籍した左腕ケイ。3球目、93マイル(約149・7キロ)の直球が右太ももの膝近くを直撃。本拠地に悲鳴が上がったが、幸い、膝そのものからは外れており、そのままプレーを続け、フル出場した。

 「日本でも何度も彼と対戦してきたから、お互いに驚くことはない。ただ、全力でぶつかり合うだけだった」とケイ。岡本との対戦は死球、四球と一飛だった。

 ケイは3回にクレメントに死球を与え、今季18死球。これは、サイ・ヤング賞受賞投手のC・セールが2016年に出したシーズン17死球を上回る球団の左腕として新記録となった。リーグでは2位のアリゲッティ(アストロズ)の11死球に大差をつけ、”死球王ペース”を加速させているケイは「もちろん、誰かを狙っているワケはない。

低めを狙っているが、内角に多く投げるとそういうことが起きてしまう」と神妙な面持ちだった。

 岡本は、ケイから第2打席に四球を選び2度出塁。第4打席は左飛、4―12と大差がついた9回の第5打席は、2球で追い込まれた後、ファウルで粘って奮闘。見せ場はつくったが、最後は8球目、スライダーで中飛に倒れ、後半戦開幕での”大谷超え”はならず。第2戦、相手先発マーティンから日本人メジャー新人新記録となる23号アーチを描きたい。

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