◆第108回全国高校野球大阪大会▽3回戦 履正社2×―1関西創価=延長10回タイブレーク=(18日・大阪シティ信用金庫スタジアム)

 関西創価のプロ注目右腕・那須英翔(3年)が全国屈指の強力打線相手に力投も、3回戦で姿を消した。延長10回タイブレーク戦の末、サヨナラ負け。

NPB6球団が熱視線を送った。

 エースが膝から崩れ落ち、悔し涙を拭った。同点で迎えた延長10回タイブレーク。先頭を塁に出し、無死満塁のピンチ。タイムを取りマウンドに集まったナインに「最後は楽しもう」と那須自らが声をかけた。覚悟を決めて投げた初球。城間煌陽に甘く入ったチェンジアップを捉えられた。サヨナラの中前適時打を許し、「とにかく言葉が出ない。悔しい」とうつむいた。

 初回先頭に死球を与えると1死一、三塁のピンチから犠飛で先制点を献上。直後に味方の援護で同点に。2回以降は尻上がりの投球で無失点のまま延長戦へ突入した。

球威のある直球と様々な変化球を駆使し、9回0/3を6安打2失点。履正社打線を苦しめた。日本ハム・村田スカウトは「投球のキレがあり、力もある。変化球をうまく使い分けて効率よく投げている」と評価した。

 そんな大型右腕は秋にプロ志望届を提出予定だ。「今日の負けで腐ることなく、これを機にもっと成長してプロで活躍できる選手になりたい」。高校最後の夏は幕を閉じたがさらなる成長を誓った。

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