スタンフォード大・佐々木麟太郎内野手(21)が19日、岩手県内で会見を開き、マーリンズ入りを表明した。今後は契約期限に設定されている米東部時間27日午後5時(日本時間28日午前6時)までに契約書にサイン。
最初の所属先はルーキーリーグのフロリダコンプレックスリーグ・マーリンズ(FCLマーリンズ)でプロの環境、生活に慣れる。環境に順応していると判断された場合は1A(ジュピター・ハンマーヘッズ)で第一歩を踏み出す可能性もある。9月末のマイナーのシーズン終了後は有望若手らによる秋季リーグに参加することになりそうだ。そしてオフを経て27年春季キャンプから事実上のプロ1年目が始まるが、新労使協定締結を巡ってオーナー側と選手会側がもめており、開幕が遅れる可能性がある。
麟太郎に似た例では06年ナ・リーグMVPのR・ハワードは、01年ドラフト5巡目(全体140位)でミズーリ州立大からフィリーズ入り。「一塁手の長距離砲」という同じような立場から、マイナーで実績を積み重ね、実質3年目の04年9月に初昇格している。また、オレゴン大から23年11巡目(全体329位)でWソックス入りした日本人の西田陸浮は今年5月にメジャー初昇格した。
早期デビューの例では23年全体1位指名の超エリート、P・スキーンズ投手(パイレーツ)は、翌24年の5月にメジャーデビューして11勝。N・シャヌエル内野手は、フロリダアトランティック大から23年の1巡目(全体11位)でエンゼルスから指名を受けると、同年8月にメジャーデビュー。ドラフト指名からわずか40日という、45年ぶりのスピード出世だった。
麟太郎も今季、来季中にメジャー昇格する可能性はゼロではないが異例中の異例と言える事象。
◆NPB経由せずにメジャーデビュー マック鈴木(96年マリナーズ)を始め、多田野数人(04年インディアンス)、田沢純一(09年Rソックス)、加藤豪将(22年ブルージェイズ)、西田陸浮(26年Wソックス)の5人。このうち米ドラフト経由は加藤(13年ヤンキース2巡目)と西田(23年Wソックス11巡目)の2人だけ。ドラフト外からは二刀流に挑戦している森井翔太郎(桐朋高→アスレチックス傘下)らがメジャー昇格へ向けマイナーで奮闘を続けている。










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