◆サッカー北中米W杯▽決勝 スペイン1―0アルゼンチン(19日、ニューヨーク・ニュージャージー競技場)

 北中米W杯決勝が行われ、スペイン(FIFAランク1位)とアルゼンチン(同2位)が対戦。スペインが延長戦の末、1―0で2010年大会以来16年ぶり2度目の優勝を飾った。

試合終了後、縁の深い、アルゼンチン代表の39歳メッシと、スペイン代表の19歳ヤマルが互いの健闘をたたえ合い、抱き合う感動の場面があった。

 2人の出会いは19年前の2007年だった。バルセロナに所属していた若きメッシはユニセフ(UNICEF、国連児童基金)の慈善活動の一環で企画した子供とのカレンダー撮影会に臨んだ。その時に偶然、選ばれた生後半年ほどの赤ちゃんがヤマルだった。優しい顔をしたメッシが、ヤマルをもく浴させたり、抱っこしたりする写真は決勝戦を前に、大きな注目を浴びた。メッシは決勝戦を前にした会見で「あの写真を見た時は、本当にクレイジーだった。彼は赤ちゃんだったのに、こうして二人ともW杯の舞台で戦っている。本当に素晴らしく、信じられないようなことだが、これが現実だ」と感慨深げにほほ笑んでいた。

 あれから19年、W杯の決勝という最高の舞台で対峙(たいじ)した2人。20歳差のメッシとヤマルが交わした抱擁は、今大会だけではなく、W杯史に残る名場面として人々の記憶に刻まれそうだ。

 この場面に対してネット上では「最高に美しいシーン」「感動した」「泣きそうになった」などの声が上がった。

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