◆サッカー北中米W杯▽決勝 スペイン1―0アルゼンチン(19日、ニューヨーク・ニュージャージー競技場)

 スペインが120分の死闘を制し、4大会ぶり2度目の頂点に立った。連覇を狙ったアルゼンチンはシュート2本に終わるなどらしさを見せられず、準優勝となった。

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 アルゼンチンを率いるスカロニ監督は「本当に悲しい。残りわずかだった私たちに最後の一押しをくれ、最後まで戦わせてくれたファン、国民の皆さんに心からの感謝したい」と振り返った。

 先発したセンターバック2枚が負傷交代し、後半アディショナルタイムにはMFフェルナンデスが2枚目の警告を受けて退場に。監督にできることは限られた試合にもなったが「多くのネガティブなことが重なったし、(連戦で)消耗が激しかったのは事実だが、これは言い訳にはならない」とキッパリ。「そんな状態でも、最後まで勝負がわからない状態に保ち続けられたことは誇らしい」と言い切った。

 目立った指導者としての実績がないまま、18年にアルゼンチンの監督に就任。選手としても代表通算7試合の出場だったことで、当時は懐疑的な声も多かった。しかし22年カタール大会で母国を36年ぶり優勝に導くと、24年南米選手権も制し、今大会も準優勝。指揮官は会見終盤に突然涙を流し、声を詰まらせた。「この場所は本当に素晴らしい。夢のような場所でした。私の人生において、コーチングスタッフのみんなとともにこの場所に立てるなんて思いもしなかった」と涙をこらえながらコメント。

12月まで契約を残す自身の今後の去就は未定とし「心が痛みます。申し訳ありません」と声を震わせた指揮官には、各国の記者から激励の拍手が浴びせられた。

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