◆第108回全国高校野球選手権香川大会 ▽決勝 英明7―5高松商=延長10回タイブレーク=(25日・レグザムスタジアム)

 高松商が英明に敗れ、23度目となる夏の甲子園出場を逃した。

 巨人・浅野翔吾外野手の弟・太智(3年)は「5番・右翼」で先発。

0―3の6回1死一、二塁で適時打を放って反撃の口火を切ると、チームは7、8回にも1点ずつを取って追いついた。しかし9回、エラーと四球で1死一、二塁のピンチで、浅めに守っていた浅野の届かないところに勝ち越しを許す2点三塁打が飛んでいった。

 それでもあきらめなかった高松商は1死二、三塁から送球エラーで1点差とすると、続く浅野の犠飛で同点に。執念で2点差を追いつき延長に持ち込んだが、タイブレークで競り負けた。

 4年ぶりの優勝を目指した今大会は、準々決勝まで3試合連続コールドと圧倒的な強さで勝ち進んだ。準決勝・丸亀戦は一転して接戦となったが、9回サヨナラ勝ち。勢いに乗ってセンバツ8強の英明に挑んだが、及ばなかった。

 浅野は今大会、外野のレギュラーとしてチームに貢献。兄から朝に「がんばれよ」と連絡を受けて臨んだが、頂点にあと一歩届かなかった。

 兄の翔吾はこの日、2軍練習に参加。「死ぬ気で必死にやってもらいたい」と愛する弟へエールを送っていた。

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