ロックバンド「RADWIMPS」が、横浜流星(29)と広瀬すず(28)のダブル主演映画「汝、星のごとく」(藤井道人監督、10月9日公開)の主題歌「夕星ーゆうづつー」を書き下ろしたことが2日、分かった。

 作家の凪良ゆう氏(53)のベストセラー小説を実写映画化。

瀬戸内海に浮かぶ島を舞台に櫂(かい、横浜)と暁海(あきみ、広瀬)の15年にわたる愛と選択を描く。藤井監督から「どうしても主題歌をお願いしたい」と熱烈オファーを受け、快諾した。

 野田洋次郎(41)と藤井監督は、テレビ東京ドラマ「100万円の女たち」(2017年)で野田が主演、藤井監督が演出でタッグを組むなど、厚い信頼関係で結ばれている。瀬戸内に足を運んだ野田は「杓子(しゃくし)定規な『正しさ』『正論』に覆われた今の時代、櫂と暁海が生きる姿はどう映りますか。懸命に生きようとすればするほど滑稽でぶざまに映る世の中で、どうせなら自分は胸を張ってぶざまな側でいたい」。そんな思いで楽曲を制作した。

 横浜は「お互いを照らし続け、必死に生きた櫂と暁海の15年。その全てをこの曲が優しく包み込み救ってくれたような気がします」。広瀬も「瀬戸内の景色や匂い、暁海を通して触れた一つ一つを思い出しました。2人が強くつながった瞬間瞬間に、味方になってくれるような言葉たちに、とっても報われる気持ちです」と感激した。

 野田は映画について「人は生まれる場所も、親も、環境も選ぶことはできないけれど、自分の幸せは自分で決めることができる。そう信じる希望をもらいました」。

横浜、広瀬らの熱意を肌で感じ「並々ならぬ情熱に見合うだけの曲になっていたら幸いです」と思いを込めた。

 〇…RADWIMPSに熱烈オファーを送った藤井監督は「野田さんと出会って、一緒に作ってきた作品の一つ一つが、星のように連なって『夕星ーゆうづつー』という主題歌にたどり着いた奇跡に幸せを感じています」と感謝。「きっと、皆さまの心にも届くと信じております。ぜひ映画館で体感してください」と呼びかけた。

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