全日本プロレス「全日本プロレス祭り2026」(2日、東京・ドーム立川立飛)観衆880人(札止め)

 全日本プロレスは2日、東京・立川市のドーム立川立飛で「全日本プロレス祭り2026」を開催した。

 前売券が全席完売となった大会。

メインイベントの「Road to ゼンニチJr.フェスティバル ランブル 2026」は、レオン・デ・オロ、MUSASHI、“ミスター斉藤”土井成樹、田村男児、立花誠吾、ライジングHAYATO、小藤将太、大森北斗、青柳亮生、吉岡世起、矢野安崇が出場。最後は吉岡と矢野が生き残り、23分41秒、クラッシュドライバーで吉岡が矢野を沈め、8・9後楽園で開幕する「ゼンニチJr.フェスティバル」へ勢いをつけた。

 リング上でマイクを持った吉岡は「ジュニフェス、今年の夏、熱く闘い抜いて盛り上げて優勝するのは、この俺だ!」と宣言した。

 そして、熊本市出身の吉岡は「令和8年熊本地震」を受け、同じ熊本市出身の潮崎豪をリングに呼び「被災された皆さまに心より…」と絶句し頭を下げた。

 続けて「10年前にも大きな地震がありました。そこから復興し続けてきた矢先でのこの地震は、本当に悔しくて、ツラくてたまらないと思います。10年前はボクも熊本にいて被災しましたが、その日の衝撃はいまでもハッキリと覚えてます。でも、そこから10年、豪雨とか水害とか本当にいろんな苦難があったけど、熊本は立ち上がり続けて復興の道を歩んできました。ボクはその地元熊本を心から誇りに思います。だから今回も地震に熊本の人たちは、熊本は負けないし、何度でも立ち上がってくれるってボクは信じてます。だから皆さん、そんな熊本を応援してください。よろしくお願いします」と呼び掛けた。

 潮崎もマイクを握り「皆さんご存じだと思いますけど、ホントにいま熊本は大変な状況に陥ってます。でも、いま吉岡が言ったように熊本は最後まであきらめず、最後まで立ち上がり続けます。そのために皆さんのチカラを少しでもいいので貸してください。皆さん一人ひとりの思いが熊本の大きな支えになります。熊本出身の吉岡と自分が募金箱を持って会場に立ちますので、皆さんの心を少しずつ、少しずつ熊本に届けたい、届けてきますので、皆さまご協力よろしくお願いします。頑張ってる人たちに『頑張れ』っていう言葉は自分は好きではないですけども、いま熊本に対する思いというのは、言葉はこれしか思いつかない。“がまだせ、熊本”。熊本弁なんですけども、“頑張れ、熊本”という意味です。皆さんの声を熊本に届けましょう。皆さん一緒に“がまだせ、熊本”を叫んでください」と呼び掛け、札止めの客席と一緒に「がまだせ、熊本!」を届けた。

 2人はそのまま退場口に駆けつけこの日から始まった「熊本地震」への募金箱を手にしファンに支援をよびかけていた。

 募金活動を終えた吉岡は改めて「ジュニフェス」優勝を宣言し「俺は負けられない理由ができた」と切り出し「俺は10年前、本震の日に別の団体ですけど、熊本大会で熊本にいて。

俺は前震の日に帰って、帰って3時間、4時間後ぐらいに前震があって、そこから本震までいて。その震災で苦しむ人たちの姿を間近で見て来ました。そこからまた、ボランティア行ったりして。でもけっこう水害とかに悩まされてて、そういう人たちの姿を10年見続けてきて、それでまた震災っていう大きな危機ですけど。でも俺はこの危機も熊本の人たちなら乗り越えられるって信じてるんで。俺にできることなんてほんの小さいことかもしれないですよ。リングで闘ってそれだけかもしれないけど、こうやってチカラを貸してくれる人たちがいるんで、熊本の人たちに少しでも勇気やチカラを与えられたらと思います。俺もね、頑張ってる人たちに“頑張れ”って言うのは好きじゃないけど、でも10年前からこのキャッチフレーズはずっとあると思うんで、“がまだせ、熊本”っていうのを胸に俺は闘っていきます」と思いを打ち明けた。

 ◆8・2立川立飛大会全成績

 

 ▼第1試合 シングルマッチ 15分1本勝負

△小藤将太(引き分け)矢野安崇△

 ▼第2試合 タッグマッチ 20分1本勝負

〇青柳優馬、河野真幸(8分56秒 エンドゲーム)鈴木秀樹、芦野祥太郎●

 ▼第3試合 スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負

斉藤ジュン、〇潮﨑豪(15分07秒 豪腕ラリアット→体固め)斉藤レイ、関本大介●

 ▼第4試合 GAORA TVチャンピオンシップ 60分1本勝負

〇挑戦者・望月成晃(14分02秒 真・最強ハイキック→体固め)王者・羆嵐● VS 

 ▼タッグマッチ 30分1本勝負

宮原健斗、〇本田竜輝(13分35秒 飛行機投げ固め)綾部蓮●、安齊勇馬

 ▼Road to ゼンニチJr.フェスティバル ランブル 2026 時間無制限1本勝負

〇吉岡世起(23分41秒 クラッシュドライバー→エビ固め)矢野安崇●

※退場順は、レオン・デ・オロ、MUSASHI、“ミスター斉藤”土井成樹、田村男児、立花誠吾、ライジングHAYATO、小藤将太、大森北斗、青柳亮生

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