◆米大リーグ レンジャーズ6―0ジャイアンツ(5日、米テキサス州アーリントン=グローブライフフィールド)

 ジャイアンツの新人E・レナード外野手(25)が5日(日本時間6日)、敵地のレンジャーズ戦で待望のメジャー初安打を放った。

 「8番・左翼」で先発出場したレナードは2回表、左越えの二塁打を放った後、走りながら満面の笑みを隠し切れず、二塁に到達すると手を叩き、スタンドにいる家族を指さした。

米大リーグ公式サイトによると、「ずっと前からこの瞬間を待ち望んでいた。そして今日、それが実現した。すべては神のおかげです」と口にした。この日がメジャー出場2試合目だった。

 またT・ビテロ監督は「ここまで来るのにどれだけの時間と努力を費やしたかを考えると、彼が報われたのを見るのは嬉しい限りだ。打撃練習でまず目に付くのは、彼のバットの音だ。芯で捉えた時の彼の力強さは明らかだ」と25歳の魅力を語った。

 レナードは2017年に国際フリーエージェントとしてドジャースと契約し、プロ野球選手としてのキャリアをスタートさせたが、3日(同4日)に昇格が決まるまでマイナー通算751試合、3175打席を要していた。昇格を言い渡されたとき「正直に言うと、この瞬間をずっと待ち望んでいたので、泣いてしまいました」。そしてすぐに妹に連絡を取り、ドミニカ共和国にある母親の家に行って両親に直接知らせてほしいと頼んだ。「彼らが気が狂ったり、心臓発作を起こしたりするのは嫌だったんです」とレナードは語った。

 両親のズニルダさんとエディスさんは4日(同5日)にドミニカ共和国から飛行機で渡米し、現地グローブライフ・フィールドに駆けつけていた。

この日は9回に代打を送られ退き、3打数1安打に終わった。

 7月24日にジャイアンツ傘下のチームに移籍。3Aサクラメントではわずか8試合の出場で、28打数4安打を記録し、その4安打すべてがホームランだった。「結局のところ、これは神の計画だったんです」とレナード。「2024年のシーズン開幕時にタイガースでデビューする予定だったんですが、ケガをしてしまいました。復帰して調子を上げてきたと思ったら、またケガをしてしまった。私は決して諦めませんでした。毎日、自分の仕事をやり続けました。そして今、その努力が報われたのです」。やっと一歩を踏み出した。

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