◆第108回全国高校野球選手権大会第3日 ▽1回戦 東海大甲府―鶴岡東(7日・甲子園

 第108回全国高校野球選手権大会は7日、甲子園で第3日が行われる。第1試合(午前8時開始予定)では3年ぶり15度目出場の東海大甲府(山梨)と2年ぶり9度目出場の鶴岡東(山形)が対戦する。

 鶴岡東は投打に抜け目がない。投手陣は山形大会5試合で失点はわずか4。角度のある直球を軸にした投球のエース・菅野琳央(3年)を中心に、決勝の東北文教大山形城北戦では四死球0で完封勝利した2年生左腕・小山蒼空ら層が厚い。

 試合前取材に応じた佐藤俊監督(55)は初戦となる一戦について「選手は初めて(甲子園の)土を踏む子も多いので、憧れや夢ではなくて勝負事なので、しっかり落ち着いて戦ってほしいということは昨日も話した」と、冷静でいることを選手に説いたと明かした。理想の試合展開は「なかなか理想通りにはならないことも多いので。ゲームセットの瞬間にいい形で終われることを望むので、試合中にあまり一喜一憂しないで戦いたい」と話した。

 打線も山形大会5試合で54安打51得点、長打15本と強力。夏は15年、19年の16強が最高成績。16強の壁越えを狙う。

 東海大甲府は、山梨大会で昨夏の甲子園大会4強の山梨学院を破った帝京三を5―3で下して頂点に立った。監督は巨人、楽天でプレーした就任3年目の仲沢広基氏が務める。

 チームは盤石の投手陣を誇る。

140キロ台の速球と制球力が武器のエース・村尾竜弦(3年)を軸に、変化球を巧みに使う左腕・熊谷晄(3年)と準々決勝で1失点完投した2年生右腕・籾山慶人らが控える。打線も好調で、5試合で33得点、準決勝の甲府工戦では9回に4点差を追いついて延長タイブレーク11回の末サヨナラ勝ち。投打がかみ合えば、中沢監督が04年に同校で甲子園に出場した際の4強を超えも見えてくる。

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