◆第108回全国高校野球選手権大会第3日▽1回戦 東海大甲府5―2鶴岡東(7日・甲子園

 3年ぶり15度目の出場となった東海大甲府(山梨)は、鶴岡東(山形)に勝利し、2015年以来11年ぶりに初戦を突破した。2024年から指揮を執る元巨人、楽天内野手の仲沢広基監督(39)は、甲子園初采配初勝利となった。

 試合後の仲沢監督は、選手時代に指導を受けた2人の名将、原辰徳氏と星野仙一氏から学んだ指揮官としてのエッセンスを明かした。

 「原監督はどんな状況でも、常に前向きな姿勢を作ってくれていたので、そこに選手が引っ張られる部分があった。自分が選手の時に見ていた原監督の姿を今、ああいう姿勢でやっていたんだなと思い返しています」と巨人時代を振り返った上で、「星野監督は常に闘争心があったので、緩みがない。選手の気が引き締まる。どんな展開でも、最後の最後まで戦う姿勢を崩さない人だったので、そこは今の監督の姿勢として学んでいます」と感謝した。

 この日はベンチで絶えず「もう1点だ!」とナインを鼓舞し、先制、中押し、ダメ押しと攻撃の手を緩めなかった。継承した原イズムと星野イズムを発揮し、聖地で大きな1勝を刻んだ。

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