男子の車いすテニスで、2024年パリ・パラリンピック金メダル、世界ランキング1位の小田凱人(ときと、東海理化)が10日、名古屋市内で練習を公開。報道陣の取材も受けた。

 小田は、9月8日開幕の全米オープン(ニューヨーク)に、男子歴代史上初の年間4大大会全制覇がかかる。小田は「死ぬ気で取りに行くしかない。全部、出し切って勝ちたい」と、昨年の生涯ゴールデンスラム(GS=4大大会全制覇とパラリンピック金メダル)達成に続く快挙に、目の色を変えた。

 5月1日に今季限りでの引退を公表した元世界ランキング4位の錦織圭(ユニクロ)についても「(車いす)テニスを始める前から知っていたと思う。テニスと言えばあの方」と、日本テニス界の代名詞だと感じていたようだ。

 プライベートでは「がっつり話をしたことはない」というが、同じ会場にいて「あのひらめきというか、コートに入るとぱっと変わる。かっこいいな」と見ていた。しかし、「ここ数年は苦しい時期だったのかなと思う。誰がその(錦織が抜けた)枠をやっていいかというところ」と、今後の日本テニス界を心配していた。(吉松 忠弘)

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