大相撲の十両・朝翠龍(高砂)が10日、東京・墨田区の部屋で行われた朝稽古で、四股やすり足などの基礎運動で汗を流した。

 東十両筆頭だった先場所は11勝を挙げて、秋場所(9月13日初日、両国国技館)の新入幕を確実にした。

兄の幕内・朝紅龍(高砂)も先場所は勝ち越し、来場所は史上14組目となる兄弟幕内の誕生が濃厚。「兄弟幕内は入門した時からの一つの目標だった。達成できそうなので、次の目標に向かっていきたい」と語った。

 場所後には地元の大阪に帰省し、両親に勝ち越しを報告した。「父も喜んでくれて、ちょっと泣いてしまったと言っていた」と明かした。3月の春場所前に亡くなった母・直美さんの墓前に手を合わせることもできたといい、「親は兄弟での幕内を望んでいたと思う。そういう意味では親孝行できている。今はそういう形でしか(親孝行)できないので、相撲で頑張りたい」と、さらなる飛躍を誓った。

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