◆米大リーグ ナショナルズ6―8カブス(11日、米ワシントンDC=ナショナルズパーク)

 カブス・鈴木誠也外野手(31)が11日(日本時間12日)、敵地・ナショナルズ戦に「2番・右翼」でフル出場し、8回の5打席目に20号ソロを放つなど、5打数2安打2打点の活躍でチームを2連勝に導いた。先発した今永昇太投手(32)は3本塁打を浴びるなど5回途中6安打4失点で降板。

あと1アウトでマウンドを降りて勝利投手の権利をつかめなかった。カブスは70勝50敗で今季の貯金が最多の「20」となった。

 誠也は、初回1死走者なしの1打席目は、先発右腕・アービンの前にフルカウントから9球目の95・7マイル(約154・0キロ)シンカーを見逃してボール判定だったが、ABS(自動ボール・ストライク判定システム)でストライクとなり、見逃し三振。クローアームストロングが27号ソロを放った直後の3回無死走者なしの、2打席目は投ゴロに倒れた。4―3と1点をリードした4回2死一、二塁の3打席目は2番手左腕・コスグローブと対戦し、左翼線へ打球速度109・7マイル(約176・5キロ)という強烈な打球で2試合ぶりの安打となる適時二塁打を放ってリードを広げた。

 6回先頭の4打席目は、右腕・リバルタの前に中飛に倒れたが、7―4で迎えた8回1死走者なしの5打席目に20号ソロが飛び出した。日本では15打数5安打で2本塁打、メジャーでは27打数7安打で1本塁打だった元巨人のマイコラスと対戦。1ストライクから2球目のスライダーを振り抜くと、中堅へ運んで小さく笑みを見せた。打球速度104・3マイル(約167・9キロ)、飛距離409フィート(約125メートル)だった。4年連続で20本塁打を放つのはドジャース大谷翔平投手(32)に続いて日本人史上2人目。大谷、村上(ホワイトソックス)、岡本(ブルージェイズ)もすでに20本塁打を放っており、史上初めて4人の日本人選手が20本塁打を放ったシーズンにもなった。

 今永は、初回に2死走者なしからハウスに右前安打を浴びると、エイブラムズに29号2ランを被弾。

2回にも先頭のヤングに10号ソロを浴びた。3、4回は無失点で粘り、打線の援護もあって6―3とリードして5回を迎えたが、2死走者なしからクルーズに10号ソロを被弾。2点のリードはあったが、さらに死球と安打で2死一、二塁のピンチを迎えて無念の降板となって、5回途中6安打4失点、5奪三振の粘投も勝利投手の権利をつかめなかった。

編集部おすすめ