◆米大リーグ ナショナルズカブス(11日、米ワシントンDC=ナショナルズパーク)

 カブス・鈴木誠也外野手(31)が11日(日本時間12日)、敵地・ナショナルズ戦に「2番・右翼」でスタメン出場し、3点をリードした8回1死走者なしの5打席目に、出場した試合では6試合ぶりの本塁打となる20号ソロを放ち、日本人選手ではドジャース大谷翔平投手(32)に次いで2人目となる4年連続20本塁打を達成した。すでに大谷、ホワイトソックス・村上宗隆内野手(26)、ブルージェイズ・岡本和真内野手(30)も20発を放っており、史上初の日本人20発カルテットが誕生した。

 4回2死の3打席目には左翼線への適時二塁打を放っていた誠也。7―4で迎えた8回1死走者なしの5打席目に20号が飛び出した。日本では15打数5安打で2本塁打、メジャーでは27打数7安打で1本塁打だった元巨人のマイコラスと対戦。1ストライクから2球目のスライダーを振り抜くと、打球速度104・3マイル(約167・9キロ)、飛距離409フィート(約125メートル)で中堅へ運んで小さく笑みを見せた。

 誠也の本塁打は、3日(同4日)の本拠地・ドジャース戦で、左腕・ロブレスキから19号2ランを放って以来、出場した試合では6試合ぶり。8日(同9日)の敵地・ロイヤルズ戦では4打数無安打に終わり、メジャー自己最長だった25試合連続出塁がストップし、9日(同10日)は休養のため欠場して、前日10日(同11日)は試合がなかったため、休養十分でこの日を迎えていた。

 節目の一打となった。誠也はメジャー1年目の22年こそ14本塁打に終わったが、23年からは20、21、32本塁打を放っており、4年連続の20本塁打。日本人選手で4年連続20発以上を放ったのは、大谷が21年から6年連続で放って以来2人目の快挙だ。日米通算289号(日本182本、米国107本)。日米通算300号の節目までもあと11本となった。

 日本人選手4人が20本塁打を放つのは史上初めて。

これまでは23~25年に2人(大谷、鈴木)が20本塁打を達成したのが最多だったが、今季は岡本、村上のルーキー2人が加わって本塁打を量産した。20発3人の時点で史上最多だっったが、誠也も加わったことで史上初の「日本人20発カルテット」が誕生した。吉田も含めた日本人5人の合計本塁打数も史上初めて100本を超えている。

 今季は3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝・ベネズエラ戦で右膝を痛めた影響で開幕は負傷者リスト(IL)でスタート。チームの最初の12試合は欠場するなど出遅れたが、その後は好不調の波がありながらも、順調に本塁打を積み重ねてきた。チーム120試合目での20本塁打は、レギュラーシーズン162試合に換算すると、27・0発ペース。2年連続の30本塁打も手の届くところにある。

 ◆鈴木誠也のこれまでの年度別本塁打数。

 【広島】▽13年 0、▽14年 1、▽15年 5 ▽16年 29、▽17年 26、▽18年 30、▽19年 28、▽20年 25、▽21年 38(NPB通算182本)

 【カブス】▽22年 14、▽23年 20、▽24年 21、▽25年 32、▽26年 20(MLB通算107本、日米通算289本)

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