◆第62回札幌記念・G2(8月16日、札幌競馬場・芝2000メートル)

 今回は次戦に凱旋門賞・G1(10月4日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)を見据えるアドマイヤテラ(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎、父レイデオロ)を取り上げる。

【強み】本格化

 今年は2戦だが、始動戦の阪神大賞典は3分2秒0のレコードで後続に3馬身差をつける完勝。

続く天皇賞・春は3着だったが、3分13秒8の速い時計で勝ったクロワデュノールに0秒1差だった。以前より時計勝負にしっかり対応している点に本格化が感じられる。

【死角】距離

 陣営も中間、口にしているが、基本的には長距離型。2000メートルへの起用は2024年3月の若葉S4着以来、2年5か月ぶりだ。3200メートルの前走も後方から脚を伸ばす競馬をしており、小回り2000メートルへの対応が果たしてどうか。

【枠順】

 5枠10番は重賞初制覇だった昨年の目黒記念と同じ。2走前の阪神大賞典は最内枠で、3歳時の菊花賞3着は8枠17番。この馬自身は枠に左右されるタイプではない。このレースは過去10年で1、2枠の馬が5勝2着4回。若干、内枠が有利な傾向はある。

【結論】おすすめ指数70

 3か月半ぶりだが、友道調教師が「牧場でも緩めずに乗っていました」と説明するようにすっきりした体つきで、仕上がりに不安はない。ただ、近走のレースぶりを見ても、距離適性に関しては決して高くない。

今年は9年ぶりにG1馬不在。混戦の中の主役という印象だ。

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