キーンランドCは過去10年で1、2番人気がそろって馬券圏外となったのは21年の1度。2度の1~3番人気の上位独占があって、上位人気馬は素直に信頼していい。

 昨年の勝ち馬パンジャタワーが連覇を狙ってきた。前年覇者は過去10頭が出走して【0・1・0・9】。3歳で制した17年ブランボヌールが11着、22年レイハリアも10着。ただし、今年のパンジャタワーはひと味違う。前走は安田記念5着。前走マイルG1からの転戦(以下のデータは全て過去10年)は【3・1・1・7】と複勝率41・7%。中9~14週での臨戦は【6・4・3・36】とレース間隔では“ホットゾーン”で、加えて当日1~3番人気なら【6・4・2・7】(1、2番人気限定なら【5・4・1・3】)と、かなりの信頼はおける。初のレース連覇の可能性十分だ。

 ただ、逆転を期待したいのはロジケープ。3歳は【3・3・1・16】だが、前走1着は【2・2・1・5】、当日3番人気以内なら《1》〈2〉《1》〈3〉着と安定している。また、3連勝でこのレースに臨んだ馬は3頭いて、21年のレイハリアが優勝して、昨年のカルプスペルシュが3着。唯一の着外だった19年のライオンボスは、3連勝がすべて直線競馬と特殊だが、前記2頭はすべて6ハロン戦での3連勝。

6ハロン、7ハロン、6ハロンと白星を重ねているロジケープは馬券圏内には突っ込める。父ロジユニヴァースの産駒はオープン以上では【0・0・0・21】。JRAでの現役は5頭のみ、初年度産駒デビューから10年目、父が初重賞を飾り、ラストランの場となった札幌で快挙達成か。

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