今年2月のミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケートのペアで、日本勢初の金メダルを獲得した三浦璃来さん(24)、木原龍一さん(34)が23日、インスタグラムで婚約を発表した。木原さんが三浦さんに氷上で指輪を渡す写真などとともに報告。

2019年夏のペア結成から7年。練習拠点のカナダでお互いを支え合ってきた「りくりゅう」が、私生活でも人生の節目を迎えた。

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 競技者としてだけではなく、個人としても「りくりゅう」は支え合ってきた。三浦さんと木原さんは19年夏にペア結成後、練習環境を求めてカナダへ。当初は木原さんが、9学年下の三浦さんをサポートした。

 世界を襲ったコロナ禍、2020年の世界選手権は中止になった。世の中の動きは止まり、それまで最長約3か月だった三浦さんの海外滞在は、約1年半に及んだ。「とにかく(日本に)帰りたい。口癖が、帰りたいだった」と振り返っていた三浦さん。お兄ちゃん的な存在だった木原さんは「今、我慢したら、必ずいいことがあるから」と励まし続けた。心配してドライブに連れ出したこともあった。

 22年世界選手権では初の銀メダルを獲得。

当時は、部屋は別だが同じアパートで生活しており「1人で(食事を)食べるよりも2人で食べた方が楽しいので。私が勝手に、龍一君の家に入っています」と仲の良さを語ったこともある。大げんかをすれば、木原さんが焼きたてのチョコチップクッキーを買いに走ることを、23日のラジオ番組内で告白。試合前であれば、体重管理のため1枚のクッキーを分け合って仲直りしていたという。

 金メダルのミラノ五輪では、ショートプログラムでまさかのミスが出て5位発進。悲しみに暮れる木原さんに、三浦さんは「龍一君のために滑るよ」と声をかけた。フリーで大逆転後、また号泣する木原さんをなぐさめたのも年下の三浦さんだった。結成当初は木原さんが「おじさんと少女」と自嘲気味に話した間柄。7年の時を経て「りくりゅう」の絆が実を結んだ瞬間だった。(大谷 翔太)

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