巨人・山崎伊織投手(27)が24日、右肩のコンディション不良のため、出場選手登録を抹消された。今後は故障班に合流する予定だが、現時点では復帰までの期間などは不透明。

今季は相次ぐ右肩故障に見舞われており、阪神を3・5ゲーム差で追う2位の巨人にとって残り30試合でのエースの離脱は大きな試練となった。当初登板予定だった25日のヤクルト戦(神宮)は、則本昂大投手(35)が緊急先発。チーム一丸でピンチを乗り切っていく。

 勝負の終盤戦で、エースが再び離脱する痛恨の事態となった。「火曜日の男」として主にカード頭を担ってきた山崎が、右肩のコンディション不良で登録抹消された。この日G球場で行われた先発投手練習に姿を見せず、村田善則バッテリーチーフコーチが「ベストな状態からはちょっと遠そうだという判断。一度故障班の方に行って、という流れになる」と説明した。

 ここまで5度の先発で1勝1敗、防御率4・91。18日のDeNA戦(横浜)では6回3失点で「しっかり反省して、頑張りたい」と次回に目を向けていた。中6日でヤクルト戦に先発予定だったが、首脳陣が回避を決断した。「聞いたら、少しコンディションのところで(万全ではない)、という話だったので。(登板を)止めましたし、本人もそれは納得して」と村田コーチ。

23日はルーチンである登板2日前のブルペン入りもせず、キャッチボールやノックなどで調整していた。近日中に精密検査を受け、今後の方針を明確にするとみられる。復帰に慎重を要する箇所であるだけに、チームは当面、柱の不在という正念場を迎える。

 またしても試練に見舞われた。今季は開幕投手最有力候補だったが、3月15日に右肩コンディション不良で故障班へ。ファームで実戦復帰した5月には、別箇所の右肩違和感で緊急降板していた。7月14日のヤクルト戦(神宮)でようやく1軍初登板を果たし、フル回転してきたが、8月は3試合連続白星から遠ざかっていた。

 2位からの逆転Vへ、ペナントレースは残り30試合。現時点では復帰までの期間などは不透明だ。村田コーチは「試合数は少なくなりましたけど、その後も戦うことを前提に考えれば先がある。まずはコンディションを整えて、良い状態でマウンドに上がれるように」とポストシーズンまで見据えて回復を最優先させていく構えだ。25日は当初リリーフでの起用予定だった則本を代役に立て、平内が救援として1軍に合流する予定。

今は一日でも早い復帰を信じて待つしかない。(北村 優衣)

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