将棋の第6期白玲戦七番勝負第2局が29日、鹿児島・指宿市「指宿白水館」で指され、後手の福間香奈女流四冠=女王、女流王座、女流王位、倉敷藤花=が、西山朋佳白玲=清麗、女流名人、女流王将=に176手で勝利。対戦成績を1勝1敗のタイとした。

 戦型は角交換型振り飛車。振り飛車党の西山が得意とする角頭の歩を動かす戦法を見せたものの、福間優勢の展開が続いた。その後、西山が王手飛車をかけて一時形勢が逆転した後は混戦に。互いの持ち時間(4時間)がなくなり、1分将棋にもつれ込む激しい戦いを制して勝利をつかんだ福間は「序盤から手将棋(決まった手順から外れて読みが必要になる将棋)になって、難しいかなと思っていました」と振り返った。

 西山は史上初の女性棋士誕生に期待がかかる大事なシリーズ。昨年6月の棋士総会で「白玲を通算5期獲得でプロ棋士に編入する権利が与えられる」ことが決定。西山はこれまで4期(21、23~25年)獲得しており、リーチがかかっている。一方の福間はこれまで22年の1期のみ。棋士編入試験を2度受験して棋士への思い入れは強いだけに、自らのタイトル獲得数を積み上げたいところだ。

 第3局は9月12日、奈良市「ふふ奈良/瑜伽山園地 茶室:たく庵」で指される。

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