ドイツ1部フランクフルトの日本代表MF堂安律(28)に、サウジプロリーグ(サウジアラビア1部)アルイテハド移籍の可能性が浮上した。サウジアラビアのメディアによると、クラブ間および個人間ですでに基本合意に達したと報じられているものの、ドイツ側ではフランクフルトが移籍を容認していないと伝えられている。

 堂安は昨夏フランクフルトへ加入すると、主力としてリーグ戦31試合に出場し5ゴールを記録。本職の右ウィングだけでなく、中盤でのプレーもこなすなど存在感を示した。今季からは21年以来の復帰となるヒュッター監督の下、チームの中心としてさらなる活躍が期待されている。

 今回のオファーは、移籍金1800万ユーロ(約33億3800万円)、年俸900万ユーロ(約16億7000万円)と破格の条件と報じられている。ヒュッター監督が引き留める構えを見せているとされる一方、クラブ側が提示を受け入れ、本人も移籍を希望すれば、移籍期限である9月2日までに電撃合意へと至る可能性は残されている。

 もっとも、欧州最高峰の舞台を離れるとなれば、日本代表での立場に影を落としかねない。森保一監督(58)は常に高いレベルでの日常と個の成長を求めてきた経緯がある。北中米W杯で背番号10を背負い、全4試合に先発した堂安。どのような決断を下すのか、今後の動向から目が離せない。

 ◆アルイテハド 1927年創設のサウジアラビア最古のスポーツクラブ。ホームタウンはジッダ、本拠地はキング・アブドゥラー・スポーツシティ(収容人数6万2000人)。クラブカラーは黄・黒。

国内リーグは10度の優勝。かつては元フランス代表FWベンゼマ(現同国1部アルヒラル)らもプレー。昨季までG大阪を指揮したイェンス・ビッシング監督が率いる。

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