◆JERAセ・リーグ 広島5―1ヤクルト(30日・マツダスタジアム)

 セ・リーグ4位のヤクルトは、広島に敗れて3連勝を逃した。3位のDeNAが中日にサヨナラ勝ちしたため、ゲーム差は2・5に開いた。

 先発の小川泰弘投手(36)が誤算だった。6月4日のロッテ戦(神宮)以来、87日ぶりの登板だったが、初回に先頭の名原に安打を浴びると、味方の失策や自身の暴投もあって無死二、三塁のピンチを迎えると、ファビアンに中犠飛。さらに菊池に右翼への適時二塁打を浴びるなど自責0ながら、初回だけで3点を失った。

 2回以降も嫌な流れを止められず、2回は先頭の勝田に左前安打を許し、名原に左前適時打を浴びて追加点を献上。3回には先頭の坂倉に右翼へソロを浴びた。3回での降板は今季8試合目の登板で最短で、5失点は今季ワーストタイ。3月31日の広島戦(神宮)以来の白星となる2勝目はならずに降板した。

 小川は「どんどん攻めるという気持ちで上がりましたけど、うまくいかなくて申し訳ないです」と悔しさをにじませ、「ボールは悪くないと思うので、ストライク先行でもっと攻められたら違ったのかもしれないです」と猛省。初回は二塁手・内山の失策でピンチが広がった形となり「カバーしたかったけど難しかったですね」と振り返った。

 池山監督は小川について「先頭打者(初回の名原)を2ストライクまで追い込んで、真っすぐをはじき返されてから真っすぐがなんかスピードもキレもちょっとおかしな感じになったかな。だからこそカットも引っかけるようになってちょっと悪循環だった。本来は3回(の打席)は代打を用意していたけど、(前の2人が)凡退して。

自分でライト前打ちましたけど、(3回のマウンドに)行かしてしまったというか、坂倉選手の一発は非常に効いた形になりましたね」と指摘していた。

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