女優の水野美紀が、NHK連続テレビ小説「風、薫る」(見上愛、上坂樹里ダブル主演、月~土曜・午前8時)で主人公の一ノ瀬りん(見上)の母・美津を演じている。水野は1日、同局を通じてコメントを寄せた。

 美津は武家の女性としての気位の高さを持つ一方、新しいものにも柔軟に対応し、娘・りんの生き方を見守る母でもある。

 役作りについて、水野は「武家の女性なので、最初のキャラクター造形は所作指導の先生に学んだことが多かった」と説明。手の置き方や食べ方、姿勢、風呂敷の包み方などを教わったといい、「喜怒哀楽を表現したい部分も所作の縛りのなかで演じることで美津という人に近づく。自分の生理とは異なる芝居の表現や感情の放出の仕方をするということは、今回が初めての経験」と振り返った。

 クランクインから1年近く美津を演じ、「脈々と時代が変わって命が受け継がれていく感覚」としみじみ。東京パートに入ってからは「美津はもともと好奇心旺盛で対応力のある人だったのだろう」と感じたという。自身との共通点もあった。「私も美津と同様で好奇心旺盛で適応力がある方だと思うので、同調する部分も多い。楽しく演じさせていただきました」と語った。

 今後のりんと直美(上坂)には「2人で力を合わせてたくましく生きていってほしい」とエール。「この時代に、男性に頼らず女だけで生き抜くってすごいことだと思う。最後まで2人らしく生きる姿を見せてもらいたい」と期待を寄せた。

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