◆第71回京成杯オータムハンデ・G3(9月5日、中山競馬場・芝1600メートル)追い切り=9月2日、美浦トレセン

 府中牝馬S14着からの参戦となるヴァルキリーバース(牝4歳、美浦・田中博康厩舎、父エピファネイア)は、Wコースで併せ馬を実施。ホウオウファミリー(3歳未勝利)を1馬身あまり追走すると、直線では内からスムーズに並びかけて馬なりのまま併入した。

5ハロン66秒1―11秒5とタイムは控えめだが、田中博調教師は「前回から取り組んできているように、力みがなく冷静に走れるようになっています」とメンタル面での変わり身に手応えを口にした。

 今回の中山マイルは2走前に東風Sを制した舞台。「前々走を勝ったときは力みも強くてテンションも高かったです。今回の方が落ち着いていますが、迫力はないですね。そのぶん動きがスムーズなので、この状態でどれだけ走れるか見てみたいです」と当時と違う馬の雰囲気に今回は試金石の一戦となりそうだ。

 前走は1番人気に推されるも大敗を喫した。「敗因はいくつか考えられるので、その辺りを考慮して調整してきました。4角で不利があってブレーキをかけましたが、それにしても負けすぎですね。ただ、特殊な馬場ではありました」と田中博師は分析する。巻き返しに向けて「フローラSは2着にきていますし、力的には重賞でも十分やれると思います」と言葉に力を込めた。

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