◆紫苑S追い切り(2日・栗東トレセン)

 ほれぼれするような走りだった。第11回紫苑S・G2(6日、中山)に挑むリアライズルミナスは2日、栗東・坂路でディーエストッキー(5歳1勝クラス)を2馬身追走して、馬なりのままで52秒7―12秒5。

頭差先着するシャープな走りで状態の良さが伝わった。橋口調教師は「1週前に負荷をかけて、今日は引っ張ったきりで上がってきた。(前走を)叩いて明らかに良くなっています」と笑みを浮かべた。

 オークス4着の実績が評価され、1・4倍の支持を受けた前走の燕特別は、逃げ切り態勢だったが脚いろが鈍り、まさかの3着に終わった。ただ、「喉が鳴って苦しくなった。今までなかったので、驚きました」と指揮官が話す通り敗因は喉鳴り。内視鏡検査の結果、手術は必要ないとの所見で、中間は舌を縛って調整。その効果は大きく、「息遣いも良くなって、改善されています」と不安はもうない。

 人気が予想されるドリームコアとはオークスでわずかに0秒1差。「器用に立ち回れるので中山も合う。素質はかなりのものがあるので、権利を取って秋華賞へ」と橋口師の思いは強い。初重賞タイトルをつかみ、世代上位の力を証明してみせる。

(山下 優)

編集部おすすめ