バスケットボール女子 W杯 日本102―97マリ(4日、ドイツ・ベルリン)

 世界ランキング10位の日本は、初戦で同ランク18位のマリと対戦し、102―97で逆転勝ち。

 第1クオーター(Q)開始、早々から7失点したが、田中こころが3連続で決めてすぐに7―7と追いついた。

それでもなかなか流れをつかめずリードされる展開に。残り5分26秒には、米WNBAでプレーする山本麻衣がコートに入ったが、流れを変えられない。15―22から残り2分49秒で、頼れるベテラン高田真希が中央から3点シュートを決めて迫った。残り2分25秒にはチーム最年少19歳の後藤音羽がイン。フリースローを決めるなどしたが、21―25で終えた。

 第2Qもスタートから相手に連続得点を許し、劣勢は変わらない。田中が流れを切って山本も3点シュートを決めたものの、後が続かない。それでも、残り4分6秒で高田が相手ディフェンスを交わし、シュートを決める。林が3点シュートを沈め、今野紀花が決めて38―42と4点差。残り2分46秒に林が3点シュートを決め1点差まで迫った。その後、お互いが得点を重ね残り1分7秒で45―47の接戦に。結局、48―52でリードを許して前半を終えた。

 第3Qはスタートから田中が決めると林が3点シュートを決めて逆転。残り8分33秒には後藤がレイアップシュートを決めて、この試合3点目。引き離しにかかったものの、61―58になったところで相手がたまらずタイムアウトを取ると相手が息を吹き返す。2本の3点シュートを含め5連続で得点を許すなど逆転された。それでも、残り2分27秒から今野が連続で3点シュートを沈めるなどして食らいついた。フリースローを2本沈められたあと、渡嘉敷が決めて71―73の2点差で最終Qへ。

 運命の第4Qはお互い一歩も譲らない。交互に得点を取り合い76―79。残り6分30秒で山本が3点シュートでついに同点にしたが、相手も負けじと3点シュートで79―82。それでも、馬瓜、林が連続で決めて84―82となると逆転に次ぐ逆転の大接戦になった。残り3分53秒、90―85になったところで相手がタイムアウトをとった。

 再開してもリズムを崩さず、後半は終始リード。

残り1分5秒で98―95と迫れたものの、高田がだめ押しとなる3点シュートを決めて突き放し、劇的な勝利をあげた。

 1次リーグは計16か国が4組に分かれ、総当たりで戦う。A組の日本はスペイン(世界ランキング6位)、ドイツ(同11位)、マリ(同18位)と同組。各組1位が準々決勝に進出。グループAとB、グループCとDの2位と3位準々決勝進出決定戦を行い勝者が決勝トーナメントに進む。

 今大会で優勝すれば28年ロサンゼルス五輪の出場権が得られる。日本は、前回大会(22年)9位。1975年に準優勝(過去最高)しているが、1979年大会の6位以降は決勝トーナメント(ベスト8)進出を逃してきた。今大会で出場権を逃した場合は28年2月の五輪最終予選に回る。

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