パ・リーグ 楽天2―5日本ハム(5日・楽天モバイル最強パーク宮城)

 日本ハムの伊藤大海投手(29)が復活の1勝を挙げた。楽天戦(楽天モバイル)に先発し、7回を1失点に抑え、9勝目を手にした。

前回勝った6月19日のソフトバンク戦以来、10試合ぶりに手にした白星に「うれしいですね、はい」と静かに喜びをかみ締めた。

 3か月近くの勝ちのない期間。「あまり経験のないことだったので」。その間、6敗を喫した。今回の登録抹消期間中、セットの際のグラブの位置やプレートに入るときの歩幅も変えた。試行錯誤を繰り返した日々。「いらいらしながら過ごしてましたけど、気持ちは入りました。10日間、やってきたことをゲームで出せた」。ため込んだうっぷんを、90球にぶつけた。

 エースが見せた堂々の投球。新庄剛志監督(54)は「投球練習から良いボールを放ってたので。今日は違うなと」。

その予感が的中する、最速153キロを出した内容に「球速上がってたね。10日間の中で自分で考えて、フォームを修正して」と評価。頼れる存在が戻ってきたことを喜んだ。

 復活勝利にも、伊藤の表情が緩むことはなかった。「本音を言えばゼロで行きたかったのはありますし、最後まで投げたかったというのはあります」。チームも7連勝で2位西武とはゲーム差なし。「残り試合、また成長していくという気持ちで挑んでいきたい」と更なる高みへ、気持ちを引き締め直した。(砂田 秀人)

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