「フットボールを壊している」 ラ・リーガ会長がインファンティ...の画像はこちら >>

今大会批判が集中したインファンティーノ会長とトランプ米大統領 Photo/Getty Images

「広告のための給水タイム」「腐敗したシステム」と断罪

ラ・リーガのハビエル・テバス会長が、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長に対し、「フットボール業界を破壊している」として辞任を求めた。

イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』のインタビューでテバス会長は、「代表チーム数を増やすことに意味はない。

サッカー界はワールドカップだけで成り立っているわけではない。すべてをワールドカップ中心に考えるべきではない」と述べ、2030年大会の64カ国制構想にも反対を表明した。

さらに、「私の考えでは、彼(インファンティーノ氏)の時代は終わった。辞めるべきだ」と断言。「反対している人は多いが、誰も行動しない。沈黙と共犯のどちらが悪いのか分からない。彼らはサッカーが受けている損害を理解しているはずだ」と、FIFA内部の体質にも厳しい言葉を投げかけた。

テバス会長は2026年ワールドカップで導入された給水タイムや、決勝で通常15分から27分へ延長されたハーフタイムについても批判。「FIFAは自分たちの利益のために好き勝手にルールを決めている。給水タイムは本当に暑い時だけ必要なものだ。今大会は広告を入れるための中断だった」と主張した。

また、「このスポーツを支えているのは国内リーグだ。
40日間の大会と一部の選手のために、何万もの雇用を生み出しているフットボール業界が破壊されている」と警鐘を鳴らしている。

一方、欧州のサポーター団体「Football Supporters Europe(FSE)」も声明を発表。「2026年ワールドカップはファンの祭典になるはずだったが、商業化と見世物化が優先され、フットボールの本質が損なわれた」と批判。「FIFAは世界のフットボールを統治する資格がない。インファンティーノ会長は競技の未来よりも、政治的・経済的利益を優先している」と訴えた。

インファンティーノ会長は来年3月のFIFA会長選で4期目をめざす意向を示しているが、2026年ワールドカップを巡る批判は大会終了後も収まる気配を見せていない。

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