韓国代表監督公募に「ペップの右腕」が名乗り 2年前にも韓国代...の画像はこちら >>

ペップのアシスタントを務めたドメネク・トレント氏 Photo/Getty Images

昨夏はモンテレイを率いてクラブW杯に出場

今大会のワールドカップでグループステージ敗退に終わった韓国代表。ホン・ミョンボ監督が辞任し、後任はまだ決まっていない。

当面は9~11月の国際親善試合を暫定監督の下で戦い、来年1月のアジアカップから正式な新監督を迎える方針だという。そのため現在、大韓サッカー協会(KFA)は暫定監督を公募している。

様々な候補者の名前が挙がる中、ここにきてドメネク・トレント氏が韓国代表監督の座に名乗りを上げた。韓国メディア『スポーツ京郷』によれば、トレント氏は韓国代表暫定監督の公開公募に応募することを決断。長年ともに仕事をしてきたコーチ陣を中心にスタッフ編成を終え、公募手続きに合わせて応募書類の最終準備を進めているという。トレント氏は2年前、ユルゲン・クリンスマン前監督の解任後に大韓サッカー協会が新監督を探していた際にも、韓国代表監督就任に関心を示していた。当時は就任には至らなかったものの、その後も韓国代表や韓国人選手の試合を継続的にチェックするなど、韓国サッカーへの関心を持ち続けてきたという。

かつて「ペップ・グアルディオラの右腕」として知られたこのスペイン人指導者は、バルセロナBでグアルディオラ監督と初めてタッグを組んだ。当時はユースのスカウトや分析を担当していたが、ペップの要請を受けてコーチングスタッフに加わった。その後はバルセロナ、バイエルン・ミュンヘン、マンチェスター・シティで計11年間にわたり行動を共にし、リーグタイトルやUEFAチャンピオンズリーグ制覇など、24個のタイトル獲得に貢献した。

2018年6月にニューヨーク・シティFCの監督に就任。その後はCRフラメンゴ、ガラタサライ、アトレティコ・サン・ルイスを率い、さまざまな舞台で経験を積んだ。
昨年はモンテレイの指揮官に就任し、直後に行われたクラブワールドカップではインテル、リーベル・プレートと引き分け、浦和レッズに勝利してベスト16進出へ導いた。

同メディアはトレント氏の最大の強みについて、高度な戦術構築能力にあると分析している。基本的にはボール保持を重視したポジショナルプレイを志向し、最終ラインから細かいパスをつなぐビルドアップを展開する一方、対戦相手に応じて柔軟に戦術を変化させるスタイルを採用しているという。また、トレント氏が韓国代表監督候補として注目される背景には、短期間でチームを構築する能力もあると指摘。準備期間が限られる中でも選手の特徴を素早く把握し、相手に応じた戦術調整によって国際舞台で競争力を示してきた点が評価されており、韓国代表が目指すプレイスタイルとトレント氏が理想とするサッカーには共通点が多いと伝えている。

一方で懸念点として監督として華々しいタイトル実績がないことや、これまで代表チームを率いた経験がないことを指摘。それでも、韓国代表を率いるにふさわしい世界トップクラスの指導者であることに疑いはないと評価されているようだ。

今回は単なる関心表明ではなく、公募手続きを通じて正式に応募する予定だという。現在、トレント氏には複数の海外サッカー協会から代表監督就任の打診が届いており、一部の協会とは具体的な協議も進めているとされる。韓国サッカーの再建を託す新指揮官選びで、大韓サッカー協会がどのような決断を下すのか注目が集まる。

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