プレミア9人の新監督、英紙が発表した「期待度ランキング」 1...の画像はこちら >>

フォレストの新監督は元パレスのグラスナー Photo/Getty Images

今季は新監督が多い

今季、プレミアリーグでは今のところ9人の新監督が指揮をとることになっている。世界でもっとも過酷なリーグといわれるプレミアでは、ひとつの間違いで大きく信頼を失い、解任されることもあるが、今季は半数近いチームで新監督が指揮を取ることになった。



英『Daily Mail』は、9人の新監督を10点満点で採点しランキングしている。1位は8点を獲得したノッティンガム・フォレストのオリバー・グラスナーだ。

クリスタル・パレスで「グラスナー流」がプレミアでも通用することは証明済み。巧みなビルドアップと、あっという間にゴール前へ到達するカウンターからの速攻のスタイルは多くのチームにとって脅威となった。フォレストは昨季、幾人もの監督を入れ替え迷走しており、曲者といわれるエヴァンゲロス・マリナキスオーナーとの関係性を危惧する声もあるようだが、「彼は眠れる巨人を目覚めさせ、ヌーノ・エスピリト・サントが成し遂げた以上の高みへとチームを引き上げることができるだろうか」と期待されている。

7点を取ったのはマンチェスター・シティ新監督エンツォ・マレスカだ。マレスカの仕事が難しいものになるのは明らかだ。なにしろあのペップ・グアルディオラの後任なのだから当然だ。アレックス・ファーガソンの後のデイビッド・モイーズ、アーセン・ヴェンゲルの後のウナイ・エメリと伝説的な監督の後任を務めるのに失敗した例をプレミアファンは多く見てきた。

しかし、マレスカはグアルディオラのアシスタントを務めていたことがあり、シティとの繋がりも持っている。昨季途中のオファーから準備期間が比較的長く取れたこともあり、評価は高くなっている。

リヴァプールのアンドニ・イラオラ、チェルシーのシャビ・アロンソはともに6点だった。
イラオラは自身のスタイルというよりもチームの歪なスカッドが問題視されている。アロンソはレアル・マドリードでの解任の経験が汚点とされるが、バランスのとれたロッカールームを構築できれば、タイトル争いのダークホースになれると期待されている。

6点を取ったもう1人はクリスタル・パレスのピエール・サージュ。プレミア初挑戦とはいえ、RCランスでフランスカップ優勝、リーグ戦でパリ・サンジェルマンと渡り合ったという戦歴は期待するに十分だ。ニューカッスルのマティアス・ヤイスレは5点。チームは主力を次々と引き抜かれて苦しい状況にあるが、レッドブル・ザルツブルクやアル・アハリでの成功は評価されているようだ。

イラオラの後任マルコ・ローゼは4点と芳しくない評価。浮き沈みの激しいキャリアであり、ドルトムントでも期待されながらCLのグループリーグ突破を果たせなかった。RBライプツィヒでもカップ戦を制したものの、ブンデスリーガとCLでは成績不振に陥った。しかし若手選手の育成に長けたローゼは、ボーンマスというチームにはフィットするかもしれない。

最低点の3点を与えられたのは、イプスウィッチのガリー・オニール、そしてフラムのアルバロ・アルベロアだ。オニールの最後のプレミアでの在任期間はウルブズでのもので、降格圏まで勝ち点4差というところで2024年12月に終わりを迎えた。
アルベロアはアロンソと同じくレアルで期待に応えられなかった監督だが、タイトル獲得歴という点では明確に差があり、トップチーム指揮経験も6カ月のみと少ない。レアルからゴンサロ・ガルシアとセサル・パラシオスを連れてくることに成功したが、前任のマルコ・シウバが高い評価を得ていた監督ということもあり、難しいシーズンになるとみられている。

このなかから、早期に解任される監督も出てくるかもしれない。新監督たちが来たる26-27シーズンにどのような戦いを見せるか、期待と不安が入り混じっている。

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