取れそうなボールをまさかの“見送り”?ASEAN選手権に出場...の画像はこちら >>

現在開催されているASEAN選手権で八百長疑惑か(写真はイメージ) Photo/Getty Images

2度のオウンゴールに3度の一発退場

現在東南アジアで開催されているASEANチャンピオンシップ2026にて、大会に出場したラオス代表に八百長疑惑が浮上しているようだ。

ベトナムメディア『VnExpress』によれば、ラオスサッカー連盟(LFF)は、同大会でラオス代表が戦った試合に不審な点があったとして、同国の警察当局に捜査を要請したと報道。

LFFが8月7日付でラオス公安省に送った文書では、ASEANチャンピオンシップ2026のグループBで行われた4試合すべてについて、選手による八百長や試合結果の操作があった可能性を疑っているという。

ラオス代表は今大会でタイに0-5、マレーシアに0-4、フィリピンに1-4、ミャンマーに2-7で敗れ、4戦全敗の最下位に終わった。大会に出場したヴィエンサイ選手はマレーシア戦とフィリピン戦で2度のオウンゴールを記録したほか、ペッダワン・ソムサニット選手は初戦のタイ戦で一発退場となると、フィリピン戦でも再び一発退場。最終戦のミャンマー戦では、サイフォン・ケオハラム選手も一発退場の処分を受けている。

さらに0−4で敗れたマレーシア戦では、GKのケオ・スワンナサンサンゴ選手のプレイもSNS上で物議を醸している。同試合の84分、ペナルティエリア手前やや左の位置でマレーシアがFKを獲得すると、マレーシアのワン・クザイン選手が右足で放ったシュートはゴール中央付近へ。スワンナサンサンゴ選手は当初、やや右寄りの位置に立っており、ボールの方向を正しく読んで動き始めたようにも見えたが、ボールが手の届く範囲まで飛んでくると26歳のGKは手を引っ込め、セーブを試みることなく倒れ込んだ。同メディアは「テレビ映像の複数のアングルから見るに、ボールがそれほど厳しいコースではなかったにもかかわらず、GKがセーブを諦めたようにも見えるプレイだった」と指摘している。

ラオス代表は現在セルビア人指揮官のヴラディツァ・グルイッチ監督が指揮している。しかし同メディアはチームはハ・ヒョクジュン監督の下で2024年大会時に見せた守備の規律を維持できていないと指摘。当時、ラオスはグループ最下位に終わったものの11失点を喫しながらも7得点を記録。ベトナムに1-4、ミャンマーに2-3で敗れた一方で、インドネシア(3-3)やフィリピン(1-1)を相手に番狂わせとも言える引き分けを演じていた。


なお、LFFが公安省に提出した文書では八百長に関与したとされる選手の名前は明らかにしていない。連盟は重大な疑いがあると判断したため、当局による捜査を求めているという。ベトナムメディア『Báo Văn Hóa』は、これらの疑惑について「東南アジア全域で大きな注目を集めており、近年のラオスサッカー界における最も深刻なスキャンダルの1つ」と伝えている。


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